★4 | 全編にわたって微妙な可笑しさと微妙な可愛らしさがある。女性の監督だけあって、女の子の描かれ方に媚びたところが全くなくサバサバしてるのはすごく新鮮。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | フレーミングのセンスがずば抜けている。構図をかっちり決めておきながら、厭らしさが前に出てこない。録音・整音の感覚も優秀。鈴木卓爾と同じく人間と風景とを等価に扱おうという態度の表れか。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 坂のある住宅街、電車の側の道(こゝも緩やかな坂がある)、大きな土手のある公園など、ロケ地がいい。このロケーションだけで面白さが決まったようなものだろう。屋外はどのシーンもいいけれど、それは、西島秀俊のアパート近くにある長い下り坂を藤田陽子が駈け下りるシーン(2度ある)のような分かり易い部分もそうだが、 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 自己嫌悪に打ちのめされても風吹けば気を取り直し駆けていくしかない犬型人間と自動制御的に人生をかわす猫型人間。どっちが良い悪いではなく自分は自分で生きてくしかないという退いた視座。ただ対比の効かぬ繰り返しのギミックは不要。 (けにろん) | [投票(1)] |