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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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天使(1937/米)************

★4ドアの映画。ドアが主役、とまで云うとディートリッヒに怒られるかも知れないが。つまり、本作のディートリッヒも「ルビッチのドア」と拮抗するぐらい存在感があるということ。:-) [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4謎めいたディートリヒのロンドン来訪や、タクシー運転手との軽妙なやりとりの末のメルヴィン・ダグラスの登場と、その後の亡命婦人宅でのユーモア(余裕)から、一転して三角関係の心の解放と分断を「扉」に象徴させるスリル(緊張)へ。ルビッチ緩急自在。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4フレームの枠外で物語を語るのは粋だとは思うが、このルビッチはそれに意識的すぎてチョイ煩わしい。しかし、2転3転する下世話な女心を能面タカビーなディートリヒに演じさせてサスペンスフルでさえある。最後の最後までどっちに転ぶかわかんない。 (けにろん)[投票]