★3 | 腐敗と悪が、悪人の属性としてではなく、脈打って生きている巨大なシステムとして描かれる。これは『ダークナイト』すら達しえていないヴィジョンだ。悪人の誰が死のうが、誰に替わろうが小動ぎもしない構造としての悪がリアルに迫ってくる。ヒーロー映画のレベルをはるかに超えるみごとな成熟だ。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★3 | アベマリア。窓の向こうを双眼鏡で窃視したミタメのカット。ハロウィンの日から始まる。独白の多用。全編ほとんどが夜。屋内シーンもローキーが多く、夜の屋外は常に雨が降っている。このルックの統一とハードボイルドのムード醸成は見事だと思う。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 現代の映画の技術、スタッフの思いを凝縮した快作です。映画でまだ何ができるかに挑戦したと十分感じ取れた。テクニカル面、人物像の掘り下げにいたるまで実に見事の一言! [review] (セント) | [投票] |
★2 | いろんな意味で、暗くてダメでした。長いし。 [review] (ひゅうちゃん) | [投票] |
★4 | トランプ現象下で顕現した分断と個の孤絶に対して今一度融和と人の善意を問い直そうとの試み。キャラ総出の大構えな巨視感が一大クロニクル形成への予感を孕んで秀逸で、溜めに溜めたキャットウーマンとの別離の並走は良質のロマンティシズムの芳香さえ放つ。 (けにろん) | [投票(1)] |