★3 | 岡田准一と井上真央のラブストーリーを一秒も演出せずにこの噺を呑み込んでもらおうというのは虫がよすぎる。映画らしい現前性と相性が悪い「回想」「伝聞」を無策のまま放置し、「口伝え」の感動(たとえば『ビッグ・フィッシュ』)すら一向に理解しないで聞き手の受け芝居に依存するのも演出の怠慢だ。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★2 | 三浦春馬は終盤に向かってどんどんオーバーアクトを強いられる。それはゼロ戦に乗る祖父・宮部久蔵と交錯するイメージショット、そのリアクション演技で極まる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 原作を読んでいない。ただ膨大な人が読んだというベストセラーだということは知っていた。内容がゼロ戦といっても終戦時ののカミカゼ特攻の話なのに、なぜあれほど売れたのかそれが僕には不思議だった。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 愛する家族は誰にでもいた。その中で、どんなことをしてでも生きて帰りたい、果たすべき任務を放棄してでも家族のもとへ戻りたい、などと考える者が、どうして生まれえたのか。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★1 | 前半の思想で押し切ったら『人間の條件』や「神聖喜劇」に伍する名作になりえたかも知れないが、百田がそんなことする訳ないわな。こそこそ隠語など使わず「永遠の零戦」ってちゃんと表記しよう。 [review] (寒山拾得) | [投票(6)] |