「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ジャコ萬と鉄(1949/日) |
三船敏郎をスターにした一本ということは想像に難くないが、全登場人物が妙に最後に善人になる作りごと臭さを感じる。個人の恩讐が労働歌の合唱の中にかき消されていくストーリー展開に、1949年当時の日本人は無理を感じなかったのだろうか。 (ジェリー) | [投票] | |
黒澤映画よりもリラックスしている三船敏郎が素晴らしい。ニシン漁末期の北海道が舞台だが、タッチは西部劇。 [review] (ペンクロフ) | [投票(4)] | |
黒澤が三船を発見したのではなく、或る意味で僚友谷口との共有物であったわけである。そういう歴史的意味を探る上では外せない1本だが、だからといって殊更どうという訳でもない。しかし男2人の対決の映画ってのは、どうしても点が甘くなる。 (けにろん) | [投票(1)] |