★4 | スナップショットみたいなシーンの連続で、実感がもうひとつ伝わってこなかった。ただ、寺田ヒロヲの描き方は秀逸で心に残る。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 移ろう時代と世界に対峙し不動の軸足として静物の如く立ち続けた男。相当に見え透いたテーマではあるが心を打つのは、実在人物だということ以上に市川の信念に揺さぶられるからなんだろう。もう一方の軸足の手塚が幻影のように垣間見えるのも粋である。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 主人公の行く末が見えているから胸がつまる。市川準の情感を水増ししない淡々とした画面づくりも好感がもてる。 (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | 地味な作家であった寺田を主人公にして、主人公を描こうとしたから、回りが傍観者になってしまって、掘り下げが浅くなった。主人公を黒子にしてトキワ荘を描いて欲しかったな。こういうのって作者に失礼ですかな。いい映画なんだけどね。 (セント) | [投票] |
★4 | 真摯であるために、時代や世間からずれてしまうことほど辛いことはない。個々の才能が沸々と煮えたぎる輪の外で、互いの魅力を認めつつも相容れない寺田(本木雅弘)とつげ(土屋良太)が痛々しい。石森の姉役の安部聡子の透明な存在感が魅力的。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 何故ここまで起伏に欠ける映画なのだろうとは思うものの、この作品はこれでいいのだと納得できるのだから不思議。日常とはかくも淡々と過ぎてゆく。彼らの熱さは表面上のものではなく内に溢れているものなのだ。 (tkcrows) | [投票(6)] |
★4 | これはトキワ荘を知らないつもりで見た方が面白い。よき時代の青春群像を地道に捉えた日本映画の佳作としてみるといいと思います。 (ぱーこ) | [投票(2)] |
★4 | 公開当時は40年前の青春群像と思って観ていたが、25年後に再鑑賞して、実は当時のリアルを内包していたことに気がついた。時の流れを痛感。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |