★4 | 阪本が仁義なき戦いを撮るときは敢えてイタリア家族史のような二人に絞ったのだろう。そのためファーストシーンの衝撃がラストまでこの作品を持ちこたえることとなる。本編はラストまでの過程と化しそれは仁義なき戦いではない。理不尽な閉め方も良しとする。 (セント) | [投票] |
★3 | ロングショットが効果的に使われていたものの、後半のカメラに力が感じられない。音楽の良いのだが、使われ方に違和感がある。その後の『キッズ・リターン』という感じ。やくざ映画とも思えない。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 第一期深作シリーズが軍事大国の夢破れ経済大国へひたはしる時代の上昇志向の混沌と哀切を描いたのに比べ、経済大国の夢すら破れたバブル後の登場人物たちが閉塞し続けるのは、ある意味で時代を体現しているのであり脚本や阪本順冶監督のせいではない。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★2 | うひー、主役二人に演技力がナイってーのは、辛いです。寝ました。ぐーぐー。 (ボイス母) | [投票] |
★2 | 布袋が出てきたとたんに眠気が襲ってくる (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 笠松則通は本作でも見事な光を見せてくれる。派手なアクションはないが、撮影とともに静かな緊張が絶え間なく持続する見事な映画に仕上がった。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 原シリーズが集団劇のマスヒステリーから望まずとも個の対立が浮かび上がるのに対し本作は冒頭から物語を規定してしまい定型化してしまってつまらない。曽根晴美等の旧世代と小沢を筆頭とした新世代の織りなすコラボが想外に良いだけに残念であった。 (けにろん) | [投票(1)] |