コメンテータ
ランキング
HELP

夫婦善哉(1955/日)ファンのコメント

夫婦善哉(1955/日)が好きな人ファンを表示する

華麗なる一族(1974/日)************

★4小細工は排し豪華キャストを駆使しての物語に徹している様を「連ドラで充分」と揶揄されようとも断固支持したい娯楽大作。休憩時間のトイレで味わう一体感はまた格別。 (町田)[投票(3)]
★4大時代な紙芝居たることを自己認識しつつも軽重数多の役者陣を自在に操って紡ぎ上げた文字通りのピカレスク。山本の作劇は闊達そのもで、冷静に考えたら馬鹿らしいと思うだろう隙を時代認識の先鋭さで覆い一瞬たりとも間断させない。素晴らしい。 (けにろん)[投票(3)]
★4上には上がいるってこったな。[Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★3原作を読んでみたくさせるには充分な作品。もっと緻密なプロットで読んでみたい。それにしても濃い作品だったなあ。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4‘圧倒的迫力で迫る’という表現を私自身、作品に何度か使ってきたが、主人公に用いるのは初めてだ。顔の大きさだけでなく、渋い声、手を振り払って苛立ちを表す仕草等、圧倒的だった。そういえば、圧倒的迫力、存在感のある主人公が最近は少なくないか。 (KEI)[投票(2)]
★3話は駆け足で撮影美術も凡だが、大企業の悪巧み総覧の趣で方々に黒い笑いがある。昔はこんなTVドラマがたくさんあったものだ。ヤマサツ流悪役天国は京マチ子西村晃が体現し、無言で鼓叩く月丘夢路のヴァルネラビリティが強く印象に残る。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3「厭、三人は厭ですぅ。」うちでは主人が言いそうな台詞だ。 (りかちゅ)[投票(9)]
★5政治、お金、強欲の3Pにフィニッシュは永遠に訪れず、共食いと馴れ合いによる共生がエンドレスに続くことをリアルに描いた山本薩夫の十八番、反体制節が心地よい。作品自体は3時間なのに、その時間は人を曳航し、今の世界に辿り着かせる構成は最高に面白い。 [review] (ジャイアント白田)[投票(2)]
★4佐分利信がかもし出す本能的で強引な覇権欲と、極めて私的な怨念が入り混じったグロテスクさは圧巻で、政官財界を支配するのは、実は「恨み」なのではないかとすら思えてくる。いささかテレビ的な作りが、かえって話しの牽引力になっているのも計算のうちか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3京マチ子佐分利信月丘夢路の3Pって・・・。公開していいのか!? (直人)[投票(3)]
★4中年どもの汗風呂と化したおやぢ俳優の爛熟期に崩壊した邦画のルックが追いつけず、ハードな食傷感が心地よく身に応えるのだった。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4社会派ドラマとしても人間ドラマとしても文句なし。「阪神特殊鋼」を「はんしゅんとくしゅこう」と言っても訂正させられないのを見るだけでも、いかに佐分利がこの映画を支配していたかがよくわかる。二谷英明の清潔感も佐分利の風格に負けてない。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]