★3 | 自転車映画としての確かな感動は、自転車を取り戻した少年の披露する技がまず「停止」であること、ピクニック・シーンで少年とセシル・ドゥ・フランスが自転車を「交換」することにある。少年の面構えは及第点を満たす程度だが、さすがにドゥ・フランスは二の腕感に至るまで見事な仕上がりを見せている。 (3819695) | [投票] |
★3 | 本作の主人公シリルは、全編、上半身は赤いモノ(ジャンパーやシャツ)を着ている。『イゴールの約束』などのジェレミー・レニエ(本作ではシリルの父親役)も、赤いジャンパーを着ていたが、本作はさらに徹底しているように思う。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | この映画は孤独な少年のまなざしのみを一気に描いた作品ですね。彼を取り巻く父親、環境(施設)、里親、友人(悪人ではあるが)たちの説明はほとんどカットして、あくまで少年の見ている方向だけを描写している。それは正しい。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | 5点しかないです。 (tomcot) | [投票] |
★3 | 少年ならではの執着心の発露が胸を撃つ。でも基本的に観客の忍耐力に依存する甘さがあるよな、この兄弟。 (G31) | [投票(1)] |
★4 | 傑作。素人目に観ても運動感が物凄い。シーンが何かの動作の最中に始まり、動作の途中でまた次のシーンへと続いていく。エスタブリッシングショットを撮って次は寄りを撮って、というような撮り方ではない。私にとってこれはアクション映画に見える。それは「走行」「自転車」のような一目瞭然のものから「よじ登る」運動の反復、そして最後の「落下」にいたるまで続く。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |