★3 | 鏡に映る自分自身に怯えるポートマン。ラストに至るまで、鏡が恐怖を盛り上げるアイテムとして効果的に使用される。しかし、不安定な精神を表現するのにカメラまで不安定である必要はない。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | 思っていたよりかなりエログロなサイコスリラー。この監督らしい、落ち着かない映像の嵐。カメラも大分揺れていてちょっと酔いそうになった。これから鑑賞する人は体調に気をつけてください。ポランスキー『反撥』や今敏『パーフェクトブルー』を想起。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 小技の集積。観ようによっては少し恥ずかしい映画だが、貫いて結実させたところに監督の執念をみた。 (ドド) | [投票(2)] |
★3 | 足から始まる映画の系譜。バレエダンサーの踊る足から始まる。これは足の映画なんだな、と思う。この冒頭はナタリー・ポートマンの夢だった。夢から始まる映画でもある。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 高度に精緻な達成とは思うが意外性が無いし、純粋に性的な鬱屈のみで極めた『反撥』なんかと比べると夾雑物があるだけエッジが効かない。大体に安直な黒鳥たるべき資質だが、それをクリアできた劇的クライマックスが無いままの済し崩しな終局はどうなのか。 (けにろん) | [投票(6)] |