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ゑぎさんのコメント: 更新順

★3ファンタスティック・プラネット(1973/仏=チェコスロバキア)惑星イガムを舞台に人間型のオム族と、彼らを奴隷のように扱うドラーグ族との戦いと協調の寓話。オム族の母と子が逃げるシーンから始まる。オム族の女性はなぜか、多くが片乳を出している。 [review][投票]
★4ドライブ・マイ・カー(2021/日)三浦透子はスカーフェイス。ゴミ処理施設のシーン、原爆ドームから平和公園を結ぶ線の延長にあるという、施設の吹き抜けを歩いた後、海の見える階段の俯瞰カットが繋がれる。こゝで西島秀俊が、ライターを投げ、三浦が受ける、という演出がある。 [review][投票(7)]
★3ホフマン物語(1951/英)メインの挿話は、3つの短篇のオムニバス、とでもいうべき形式が続く(舞台なら「幕」か)。3話ともに、主人公のホフマン−ロバート・ランスヴィルと、一人の女性との恋が描かれる。 [review][投票]
★3白線秘密地帯(1958/日)60分弱の欠落版を見る。シーンの明らかな欠落も見て取れるが、カットレベルでも、かなり途中で切れている(カット尻の欠損等)。冒頭クレジットバックのBGMが途切れ途切れなのも、欠落だろうか?不思議な音楽になっている。面白いけど。 [review][投票]
★4抜き射ち二挺拳銃(1952/米)タイトルがいかにもB級っぽい通俗的なものなので、損をしている気がするが、これも傑作だ。1950年代のドン・シーゲルは、本当に素晴らしい。 [review][投票(1)]
★3バナナ(1960/日)クレジットバックは、揺れる海の波のカット。これが、不思議な触感のある画面だ。クレジット開けは豪邸。尾上松緑が飄々と、かつ、貫禄たっぷりに中国人(台湾人)富豪を演じている。 [review][投票]
★3ラベンダー・ヒル・モブ(1951/英)米国アカデミー賞の脚本賞を受賞している英国映画。さもありなん、と感じるような、人物造型の良さ−憎めない、心優しき悪人たちを造型している部分もあるが、いい加減に過ぎないか、と思える展開もある。 [review][投票(1)]
★3家内安全(1958/日)大好きな飯田蝶子が主人公を演じるホームドラマ。飯田の息子が佐野周二。その妻(後妻)に三宅邦子。先妻の生んだ子として、上から平田昭彦江原達怡峯京子がいる。その下に三宅の連れ子もいる。というのが家族構成。 [review][投票]
★3白衣の男(1951/英)小規模な実験に成功したアレック・ギネスが、雨の夜、社長のセシル・パーカーの邸宅を訪れる場面は最高に可笑しい。執事とのやりとり、社長令嬢でヒロインのジョーン・グリーンウッドと社長本人も出て来た後、とんでもないドタバタに発展する。 [review][投票(1)]
★3雪之丞変化(総集篇)(1935/日)総集編らしく、端折ったプロット構成をナレーションで進行する。それにしても、取捨選択された後の、配役の軽重と配分時間がアンバランスで奇異に感じる部分がある。 [review][投票]
★3ハバナの男(1959/英)相変わらずキャロル・リードの斜め構図。だが斜め構図もこういうコメディ・タッチの題材だと思いの外鼻につかない。ふざけた題材だが演出と撮影は冒頭から凝りに凝っている。アバンタイトルの演出も筋書きに何ら関係の無いものだがいい雰囲気で私は大好き。 [review][投票]
★4喜劇 特出しヒモ天国(1975/日)まず、殿山泰司の説教坊主、これがオモロい。最初のシーンで芹明香が酔っぱらって法話に参加しているカットがあるのだが、殿山は芹も含めて他の役者とは誰とも絡まない。続いて、池玲子が歩いて来て、ストリップ小屋に入る。 [review][投票(1)]
★3高校さすらい派(1970/日)「おれは男だ!」の一年ほど前の映画だが、森田健作の剣道イメージで始まる。こゝでも笠智衆が師範なのだ。舞台は久里浜少年院から、すぐに鳥取県へ飛ぶ。ケン・サンダースがジープで森田を出迎える。砂丘のカットが美しい。 [review][投票]
★3諜報員(1947/露)矢張り、終盤、ボリス・バルネット本人が演じるキューン将軍が登場した後、特にクライマックスの将軍邸(?)のシーケンスが出色の出来だ。大広間のセット。停電。金庫の開錠とサイレン。 [review][投票]
★4青い青い海(1935/露)荒々しい波。海鳥。丸太に二人、漂流している。一人は背中にギターのような楽器をくくりつけている。舟に助けられる。場所はアゼルバイジャン。漂流者は二人とも横縞のボーダーシャツを着ている。名前はアリョーシャとユフス。 [review][投票]
★3喜劇 逆転旅行(1969/日)瀬川昌治の松竹旅行シリーズ第3作。全部で11作あるらしい。本作の主な舞台は東北。フランキー堺は、母親のミヤコ蝶々と、居候の森田健作と一緒に弘前に住む、国鉄専務車掌だ。森田は部下でもある。 [review][投票(1)]
★417歳の瞳に映る世界(2020/米=英)二人の少女のペンシルバニアからNYへの旅。原題は、NYでのカウンセラーの質問に対する4つの選択肢だ。このシーンには本当に心揺さぶられる。 [review][投票(2)]
★3プロミシング・ヤング・ウーマン(2020/英=米)アカデミー賞のオリジナル脚本賞を獲得しただけのことはある、捻ったプロット展開とメッセージ性で、最後まで面白く見た。ただし、古めかしい美術装置や衣装、ヘアメイクの趣味が、特徴的だが、画面造型全般に微妙だと思う。 [review][投票(2)]
★3イン・ザ・ハイツ(2020/米)波が打ち寄せる浜辺の大俯瞰。とびっきり綺麗なカットで、この開巻を見た瞬間に、いい映画に決まっている、と感じた。続いて、海の家のような場所で、子供たちに、お話を始める主人公ウスナビ。彼の回想という体(てい)で、メインのプロットがスタートする。 [review][投票(2)]
★3若者のすべて(1960/仏=伊)中盤以降、どんどん、アニー・ジラルドアラン・ドロンの映画という様相を呈してくる。つまり、どんどんメロドラマになる。最終章(ルーカの章)の家族(兄弟)全員が集まった場面の修羅場のシーンなんて、皆、泣き叫んで、嫌なシーンだ。 [review][投票]