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緑雨さんのコメント: 投票数順

★3イルマーレ(2000/韓国)主役二人のキャスティングとキャラクター付けが良い。特にイ・ジョンジェ。格別に男前というわけでもないが、はにかんだような笑顔の爽やかさはなかなか印象に残る。 [review][投票(3)]
★4ライムライト(1952/米)人心の機微を知り尽くしたチャップリンならではの演出力に感嘆。 [review][投票(3)]
★3フィフス・エレメント(1997/米=仏)間違いなく駄作なんだけど、これ誉める人は寛容でワカッテル人、みたいな感じになっちゃってるところがウマイ。ていうかズルイ。 [review][投票(3)]
★3しとやかな獣(1962/日)空間への執着が作家魂を呼び覚まし、狂人絵巻を展開させた?若尾文子は確かに凄いが、ホントに凄いのは山岡久乃が醸し出す冷たい感覚かも。 [review][投票(3)]
★3チャップリンの 独裁者(1940/米)たいへん採点のしづらい映画。 [review][投票(3)]
★3醜聞(1950/日)なんとまあ青臭い。志村喬が演じる弁護士の造形があまりにステレオタイプで、その点が興を削ぐ。 [review][投票(3)]
★5妻は告白する(1961/日)女はただひたすら愛に飢え、愛を与えてくれる男を一途に求める。男は違う。愛するにも理由を欲しがる。恰好をつけずには生きてゆけない。 [review][投票(3)]
★4ぼんち(1960/日)女たちに振り回される人生、でありながらも、けっしてノラリクラリかわすだけでもなく尻に敷かれるばかりでもなく、何とか一矢報いようとする「きくぼんの意地」が垣間見えることで、話に一本筋が通っている。 [review][投票(3)]
★3永遠のマリア・カラス(2002/伊=仏=スペイン=英=ルーマニア)この映画を語るとき、まずファニー・アルダンに触れるべきなんだろうけど、個人的にはジェレミー・アイアンズ。やっぱりスゴイ役者だ。 [review][投票(3)]
★3異人たちとの夏(1988/日)浅草を漫ろに歩く風間、鶴太郎にいざなわれてアパートまで赴くまでの道中が素晴らしい。現代の浅草と、往時の浅草が溶け合っていくような、不思議な感覚。 [review][投票(3)]
★4バルカン超特急(1938/英)主人公といっしょに「えっ?えっ?」。キツネにつままれたような気持ち悪さが快感。[投票(3)]
★3雨月物語(1953/日)我が家に戻ってきた主人公が、 [review][投票(3)]
★4ラヂオの時間(1997/日)調整に奔走する人間(=西村雅彦)が必ずしも”カッコ悪い”人物に描かれていないところに好感。 [review][投票(3)]
★4泥の河(1981/日)見てはいけない、見せてはいけない。まだ見ぬ世界に足を踏み入れたときの、子供たちの新鮮な驚き、大人たちの気まずい思い。交錯する戸惑いを見事に表現した緊張感あふれる空気感が素晴らしい。[投票(3)]
★4ジョーズ(1975/米)映像作家として、そして演出家としてのスピルバーグの力量に舌を巻く。サメ退治に出かけてからの、3人のキャラの噛み合わなさに何とも言えぬ不安感・不快感を掻き立てられる。まるでヒッチコック映画のようだ。[投票(3)]
★4放浪記(1962/日)貧乏貧乏と言う割には、貧しさを直截的に描いた場面は実は多くない。自身の醜さ賎しさ逞しさに強烈な劣等感を持ちながら、それを書くことでしか活路を見出せない。そんな彼女の生き様を通して伝わってくる。この語り口が凄い。[投票(3)]
★4妻として女として(1961/日)三人が三人とも、こんな関係を続けることが良い事だとは決して思ってはいない。それにも関わらず、ぬるま湯につかったまま十数年も過ごしてしまうモラトリアム。普遍的な人間の弱さを感じさせられる。 [review][投票(3)]
★3あらくれ(1957/日)なかなか面白いんだけど、一方で成瀬作品らしい深みに欠けるように思う。 [review][投票(3)]
★4アビエイター(2004/米=日=独)ハリウッド製大作伝記映画にありがちなストーリーの支離滅裂さが、ハワード・ヒューズという人物の極端性、スケールの大きさを備えた掴み所のない強烈な個性を描く上では良い方向に働いているように思えた。 [review][投票(3)]
★4スミス都へ行く(1939/米)これが連邦議会?まるで学級会か、せいぜい生徒総会くらいにしか見えない素朴さだが。でもこの素朴さこそが、アメリカ合衆国という若い国の成り立ちを示してもいるようで。 [review][投票(3)]