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緑雨さんのコメント: 更新順

★4普通の人々(1980/米)若かりし頃に観た際には真にこの映画を理解できていなかった。家庭を営む立場になった今では、この一筋縄でいかない危うさを実感できる。ordinary peopleに捧げられた映画であることに納得する。 [review][投票(1)]
★3CUBE(1997/カナダ)十数年ぶり再鑑賞。やはりアイデアが素晴らしい。水平方向だけでなく、垂直方向(上下)への移動があり得る設定としたことで、空間の無限性と「同じところに戻るかもしれない」という無常感を強める効果を生むとともに、落ちる・よじ上る・ぶら下がるというアクションを可能にした。 [review][投票]
★4キャロル(2015/英=米=仏)久々に映画らしい映画を観た。筋は数行で語り尽くせる程度のもの、セリフも最小限。だが、二人の視線と表情だけで世界が成立し、感情が痛切に伝わってくる。目が離せなくなる。 [review][投票(3)]
★3スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)宇宙空間での艦隊戦は概ね見応えあり、スノークの間での赤備えの親衛隊や、メタリックのキャプテン・ファズマ、塩の惑星で圧力がかかると白い大地が赤く変色するあたりの画づくりは鮮やかで印象的。 [review][投票(2)]
★3インヒアレント・ヴァイス(2014/米)アクションらしいアクションがほとんど無く、ダイアログだけで展開を追っていくのは観ていてツラいものがあるのだが、ミステリとしての結末に意味がある映画ではないのでまあいいか、という感じ。 [review][投票(2)]
★3蜜のあわれ(2016/日)二階堂ふみ目当てで観たが、期待に違わない。どんどん金魚に見えてくる。「交尾してまいる!」って。 [review][投票(2)]
★4羅生門(1950/日)デジタル完全版にて再鑑賞。回想のバージョンが変わっても、キャラの全く変わらない(変えられない)三船敏郎との対比で、京マチ子森雅之のキャラクタが怪しく変容していく様が際立つ。 [review][投票(3)]
★3湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日)プロットは面白いし、地方都市の銭湯という舞台設定も(現実味は無いが)好ましい。何より宮沢りえは素晴らしい女優だと改めて思う。が、この監督の演出はどうにも肌に合わず、鼻白んでしまう。 [review][投票(1)]
★3博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)十数年ぶりの再鑑賞。現実にジョンウンやらトランプやら出てきて、もはや絵空事とも思えず、逆にこの映画が持っていた風刺力は弱まってしまった感も。 [review][投票(2)]
★4ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ)前作『ブレードランナー』には浪漫があった。今作『ブレードランナー 2049』から感じるのは頽廃。 [review][投票(2)]
★4龍三と七人の子分たち(2015/日)北野映画には2つの系譜がある。1つは監督の内面の発露たる私的な映画、もう1つは公けを向いて楽しませようという娯楽映画。 [review][投票(2)]
★4レインマン(1988/米)’80年代らしい甘っちょろいお話と言ってしまえばそれまでなのだが、ロード・ムービーとして、バディ・ムービーとして、あるいは「聖なる愚者」ものとして、作劇の要点をきちんと押さえているので後味が好い。 [review][投票(1)]
★3アウトレイジ 最終章(2017/日)痛さと可笑しさでエンターテイメントとして楽しめはするのだが、怖さはすっかりなくなってしまった。前作から5年、西田敏行にしても塩見三省にしても、前作でのあの凄みはどこにいってしまったのだろう。微笑ましい老人コントを観ているようで。 [review][投票(3)]
★4ディア・ハンター(1978/米)前半、結婚式が行われるのはロシア正教会だし、パーティもロシア式なんだよね。彼らはロシア移民。だから「ロシアンルーレット」ってわけではさすがにないとは思うけど。 [review][投票(2)]
★4フォックスキャッチャー(2014/米)スティーヴ・カレルが登場する前、冒頭からずっと不穏な空気が流れている。チャニング・テイタムの不安定さの表現が的確だし、80年代の近過去感が巧みに作り込まれている。 [review][投票(3)]
★5リオ・ロボ(1970/米)冒頭の列車強奪劇、説明的なセリフは殆ど無く、登場人物たちの行動を眺めているうちに意図が判明し、その手際の鮮やかさに魅了される。 [review][投票(2)]
★5ダンケルク(2017/英=米=仏)陸(浜辺)も海も空も絶望的に広く、完全なる無防備。空間がもたらす絶望、というモチーフを存分に表現している。 [review][投票(2)]
★3グラディエーター(2000/米)コロセアムでの剣闘の再現としては素晴らしいが、古代ローマのわりには少々小綺麗に整いすぎてて、これが中世或いは19世紀くらいのお話と言われても通用してしまいそう。 [review][投票(1)]
★3スタア誕生(1954/米)正直、ジュディ・ガーランドは美人だとは思わないのだけれど、この映画の中でジェームズ・メイソンを見つめる表情は本当に美しく見える。 [review][投票(1)]
★4ツィゴイネルワイゼン(1980/日)日本家屋特有のひんやりした怜悧さに、ツィゴイネルワイゼンのレコードの謎めきが相乗し、異様世界に優美さを生ぜしむ。そして、数々登場する食べものが情感と直結。鰻、鱈の子、水蜜桃…何より恐ろしげなのは、大谷直子のちぎりこんにゃく。 [review][投票(3)]