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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 点数順

★4この森で、天使はバスを降りた(1996/米)出来過ぎクンなのがイヤ。でもやっぱり泣ける(笑)。草原で独り?たたずんで歌をそっと口ずさむヒロイン…犬のそばでそっとたたずむあの人…静かなシーンが胸にしみる。[投票(3)]
★4暗くなるまで待って(1967/米)夫サムの行動に注目。ヘプバーン演じる妻のスージーに対して、全く普通に接している(盲目であることに変に気を使ったり、甘やかしたりしていない)。スージーが気丈夫であるのもそれ故だろう。 [review][投票(3)]
★4ジョージ・ルーカスのTHX−1138(1971/米)徹底的にうすら寒い、非人間的な未来社会。極めつけは… [review][投票(3)]
★4世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1956/米)「自分ならこうするのに」…SF物を鑑賞する際によくあるジレンマ。それがこの作品には全く無い。ハリーハウゼンの特撮ばかりがとかく話題にされがちだが、内容も丁寧にまとめられたウェルメイド品である。[投票(3)]
★4華麗なるヒコーキ野郎(1975/米)「自由に空を飛べた時代」の終焉。商売、戦争、名誉…そんなものをスポンサーにしなければ飛べない閉ざされた大空。しかしそれでも空には何かがある。冒頭で登場する少年の無邪気な笑顔だけがそれを知っているのかもしれない。[投票(3)]
★4プレデター2(1990/米)ホプキンス監督のスピーディな演出が光る、隠れた名作。特に、冒頭の警察VS麻薬マフィアの銃撃戦は出色の出来。[投票(3)]
★4赤死病の仮面(1964/米)「傑作選」より:ホラーというより、イングマール・ベルイマン監督作のような文芸作品の趣きすら漂うこの感じ!あの『忍者と大鴉』のあとにこんな作品を作るロジャー・コーマンってば(笑)。ニコラス・ローグの撮影にも注目。[投票(2)]
★4シェーン(1953/米)詩情。真に、詩情。リリカルに描かれる大西部の情景がたまらなく魅力的。主演のアラン・ラッドはハッキリ言って大根だが、それが流れ者のガンマンに朴訥とした魅力を付加しているのは演出の勝利。鋭く響く銃声とジャック・パランスの存在感が印象的。[投票(2)]
★4ファイブ・イージー・ピーセス(1970/米)低俗さとも、そして高貴さとも相容れない青年。愛することをしない彼の、しかしピアノが胸を打つのは何故?…全篇を覆うけだるげな空気。繊細な演技を見せるジャック・ニコルソン。そしてあのラストシーン。いずれも忘れがたい秀作ドラマと言えよう。[投票(2)]
★4スター・トレック4 故郷への長い道(1986/米)「傑作選」より:虚空に散った宇宙飛行士達への献辞にまず感無量。最大の主役が不在であるにもかかわらずこれだけの作品を作ったレナード・ニモイの手腕はまずまず及第点と言える。…前作に涙したファンはラストでもう一度涙するだろう(号泣)。[投票(2)]
★410億ドルの頭脳(1967/英)「傑作選」より:あれっ私立探偵っ?意表をついたオープニングから始まり、事の詳細も判らぬまま北欧へと向かうパーマーの活躍にワクワクっ♪黒幕の正体も、米映画では見られないユニークさ。…ただ、パーマーにはもう少し地味な活動が似合うのでは(苦笑)。[投票(2)]
★4夕陽のギャングたち(1971/伊)セルジオ・レオーネ監督らしからぬ?前半部分のコミカルな演出が興味深い。…一度は見失ったはずの誇りを再び自らの中に見出していく男達の姿が感動的だ。なお、洞窟のシーンは第二次世界大戦で実際に起こった事件を基に描かれている。[投票(2)]
★4チャーリーズ・エンジェル(2000/米)キュートなエンジェル達の魅力がだいばくはつっ♪いかにもハリウッドらしい、なんとも華やかな快作。CM出身のマックG監督の元気で勢いのある演出に注目だ。…ただ、アクションシーンではカット数が多く、爽快感が少し削がれてしまうのが残念。[投票(2)]
★4パンダ・コパンダ(1972/日)「傑作選」より:ナルホド…その昔、トトロはパンダだったらしい。…パンダたちの登場がやや唐突な点と、ミミ子の家がとても日本の家屋に見えないのが気になるが…とにかくパンダがかわいいっ♪作り手の優しい気持ちが伝わってくる名作。ぜひ親子でご一緒に![投票(2)]
★4恐怖のメロディ(1971/米)イーストウッド、初監督ながらもなかなかに盛り上がるサスペンスの佳作。だが中盤のラブシーンとコンサートシーンが無駄に長いのが難点。…女性の描き方が浅い(真相を聞かされた時の恋人の反応と、イブリンの異常性に+αが欲しい)のが男性らしい。[投票(2)]
★4スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)今回のテーマは「選択」。アナキンにも、ジェダイ騎士団にも、共和国にも…それぞれ難しい選択が迫られる。即ちそれは古来より我々人類が直面してきた問題でもあり、その点を興味深く鑑賞した。…私が思い出したのはルークの「選択」。あの時、ルークは…。[投票(2)]
★4バウンド(1996/米)主役ふたりのエロティックな魅力もさることながら、やはり注目すべきは…ウォシャウスキー兄弟の才気がいたるところに宿る、斬新でスタイリッシュな映像世界だろう。…また、彼女達の仕事ぶりが決してプロとは言えないくらいに危なっかしいのが良い。[投票(2)]
★4CURE/キュア(1997/日)世界が狂っていくのなら、真理は狂人の目にしか映るまい。…日常茶飯事の如く描かれる「出来事」の淡々としたテンポに戸惑いつつも、いつしか心地良く侵されていく自分…鑑賞後しばらくしてから、「CURE」という意味が戦慄とともに甦るだろう。[投票(2)]
★4めまい(1958/米)バーナード・ハーマンの流麗な音楽とともに展開される、ミステリアスなラブロマンスに酔いしれる。特に、キム・ノバクの妖艶さは完璧といっていい。だが、後半の展開が強引でもたつくのが難。なにより残念なのは、彼女の魅力が急速に色あせることだ。[投票(2)]
★4クルージング(1980/米)半裸の男たちが大挙出現して絡み合うゲイの世界描写にまず圧倒されるが、フリードキン監督ならではの市井の乾いた描写も捨て難い。惜しむらくは、本篇時間が短いことか。主人公の「苦悩」を、もう少しクローズアップして欲しかった。何故なら… [review][投票(2)]