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セントさんのコメント: 投票数順

★5アポロンの地獄(1967/伊)まず、色彩が断然斬新。キレイ。その中で物語が進むが、最後自らの目を刺して歩き回るオイディプスは、急に現代に変わり現実に僕達の苦悩になる秀逸さ。最近そういうスケールを持ったドラマは見当たらないですよね。[投票(2)]
★5アデルの恋の物語(1975/仏)イザベルアジャーニのベスト。愛にと言うか、憑き物に憑かれたと言うか狂ってしまうまでオトコを愛してしまうオンナを演じてしまう。相手は完全無視なのでほとんど一人相撲。そんな嫌なオンナを演じた。[投票(2)]
★3金の糸(2019/グルジア=仏)日本人にはわからないソ連圏の圧政時代を生き抜いてきた人たちの絶え絶えの息遣いがそこに聞こえる。もう老齢に達してしまった彼らこそまだ未来はあると考える。一つの国の過去と未来を覚めた感覚で見据えた遺言とでもいえようか、そこには苦渋とかすかな喜びが見える。[投票(1)]
★4落下の解剖学(2023/仏)話題作で、即劇場へ。メジャー映画館にかかってはいるが、小さな館内に押し込められ、ふむふむ映画通らしき風貌の人たちがわんさいる。 [review][投票(1)]
★4夜明けまでバス停で(2022/日)高橋にしては平明な映画作りにびっくり。でもその平明さがゆえに、社会の底辺に棲む市井の人間たちの生き方が生々しくまぶしく浮かぶ。 [review][投票(1)]
★4群山(2018/韓国)お気に入り、チャン・リュル作品です。映像で生きていることの意味を辛口の湿度で綴ってゆくという文体が好きで、またその感覚的な静謐感も好きです。 [review][投票(1)]
★4瞳をとじて(2023/スペイン)あの『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセの新作が31年ぶりに戻って来た。こんなことってあるだろうか、、。早速、映画館にお出ましだ。 [review][投票(1)]
★4TAR/ター(2022/米)ターの発する言葉の翻訳が男言葉なのがまず気になったが、英語でもそういうニュアンスがあるのだろうか。この映画の違和感ははまずそこから始まる。 [review][投票(1)]
★5みじかくも美しく燃え(1967/スウェーデン)耽溺的な美しさをゾクゾクと見る喜び。男と女の生の美しさ。ロングショットからの冒頭の草の萌ゆる色合いの見事さ。モーツアルトのたゆとう死のような白眉の高まり。 [review][投票(1)]
★4聖なる泉の少女(2017/グルジア=リトアニア)90分、ジョージアという見知らぬ国の、神秘に出会う旅を体験した思いがする。映像は恐ろしいほど美しい。音も極端にまで制限し、しばらくは人の声さえ聞こえなかったぐらいだ。 [review][投票(1)]
★4法廷遊戯(2023/日)原作は読んだ。かなりユニークな発想、展開で本格ミステリーをお好きな方にはとてもお勧めできる小説でした。映画は、やはりそれらをもとに詰め込んだ感じがしましたが、、。 [review][投票(1)]
★5PERFECT DAYS(2023/日=独)「東京画」以来のヴェンダースの東京再現だ。男の日常はワンパターン。粗末な住宅である。朝起きて小さな植木に水をあげ、そして車で都内各所を回りトイレを掃除する。終われば銭湯で体を洗い、そしてチューハイをすする。たまには古めいた小料理屋で酒をいただく。その繰り返しだ。 [review][投票(1)]
★5枯れ葉(2023/フィンランド=独)フィンランドの市井の人々。蓄えがあるわけでもなく、仕事も最下層といえる重労働の毎日。それは男も女も分け隔てない。 [review][投票(1)]
★4VORTEX ヴォルテックス(2021/仏)「カルネ」「アレックス」など数々のセンセーショナルな映画作りで話題性十分なノエの新作だ。今回はところが意外とおとなしい、、。 [review][投票(1)]
★4空気殺人 TOXIC(2022/韓国)題名からは全く異質な、社会的医療を指摘した問題作です。 [review][投票(1)]
★3Dr.コトー診療所(2022/日)良くも悪くも現代エンタメ映画の模範映画でもあるが、主題はそこそこみんなの共有とするところ。オールスターがいいね。俳優の年輪を見られて、そこが一番かな。若い観客は誰を知っているのだろう、、。[投票(1)]
★5そして僕は途方に暮れる(2022/日)よくできた映画です。一番いいところは誰にでもこの映画を見て自分に思い当たる部分が少なからずあるということではないでしょうか。 [review][投票(1)]
★3白鍵と黒鍵の間に(2023/日)池松がピアノレッスンかなり頑張ったと聞いていたので、行きゃなきゃと思い映画館へ。 [review][投票(1)]
★41秒先の彼(2023/日)オリジナルはとても感動し、館内で号泣したことを覚えています。本作はストーリーを知っていたからなのか、そこまではいかなかったかなあ、、。 [review][投票(1)]
★3658km、陽子の旅(2022/日)熊切監督作品なので見る。でも、菊池凛子の演技を見る映画かなあ。ストーリーは一人ヒッチのロードムービーです。なかなかシリアスで、現実をよく見てる。 [review][投票(1)]