★4 | 原田の2役は成人した子の演技に1万メートルを全力で走りきったランナーのような透徹した悟りと自信を限りなく静かな佇まいに滲み出させ怒涛のサディスティック感情の発露は反転し母性の慈愛へ還流する。凄まじいエネルギーのみが境地を示現できるのだ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 今昔を往還する語りが描写の緊迫感を削いでいる。辛かった過去を納得したい作者に延々と付き合わされたという以上のものが見つけられなかった。本作の美点は、原田美枝子が上手いというに尽きる。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 原田美枝子、そしてテーマ音楽が耳に残る。この女優は、すげーなぁ。 (ぱちーの) | [投票] |
★3 | 物語性に大きく依存せざるをえない点がイマイチだけど、各カット共に光線の捉え方が優れた作品。どんな映画も光の具合や照明にこだわって作られるけど、この作品は物語の起伏とは裏腹に、光を上手に処理することで映像的な安定感を確保。良作といえる。 (リヤン) | [投票] |
★2 | ARBファンにしかわからない事だが稜が果たせなかった夢を女房の美枝子がこの作品で
アカデミー賞を獲ったというのはちょっとうれしい。
[review] (TO−Y) | [投票] |
★2 | 期待し過ぎたのと、前半の重さに耐えれずハマれなかった。後半の方が好き。原田美枝子は文句無しの迫力だが、野波麻帆、熊谷真実もなかなかの好演。 (直人) | [投票] |
★4 | 不幸な時代のなかで語られる母子の凄惨な関係と、幸福な時代のなかで確かな信頼関係で結ばれた母子の旅。両者は父親を介して繋がっているように見えるが、実は母子家庭であること、父親の存在が希薄であることで結びついている。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 40年近い時間の経過を、見る物に体験させてくれたことが、この映画のなによりの凄さだった気がする。昭和30年の東京の何気ない特撮も、原田美枝子の素晴らしい二役も、ほとんど説明的でないよく練られた台詞も、この時間の経過を「体験」させるために整えられたのでは?そして不変の「愛」とその不在。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★2 | 原田美枝子が「大型女優」(いい意味ではない)になってしまったのを見せつけられる映画だった。また、「虐待」という重いテーマも論じ切れていないし、そもそもそういう仕事は小説に任せておけばいいと思った。 [review] (worianne) | [投票] |
★2 | ラストは説明的過ぎて激しく蛇足。 [review] (Coz) | [投票(1)] |
★4 | 見にいったきっかけは、当時小2の娘の一言。 [review] (ユリノキマリ) | [投票(5)] |
★4 | 凄いへヴィーな内容。凄く苦しい気持ちになって、最後は少し救われた。 (cubase) | [投票] |
★4 | 原田美枝子が二役とは全くもって信じられん。それからどうでもいいことだが、娘・深草のお行儀の悪さが気になる。[Video] (Yasu) | [投票] |
★4 | 母親として、感じたこと。 [review] (ダリア) | [投票(7)] |
★5 | 幼児虐待・折檻致死事件が頻発するニッポンに再降臨した”親捨て”の女神原田美枝子。そして平山秀幸こそ加藤泰の正統後継者。
[review] (町田) | [投票(1)] |
★4 | とにかく原田美枝子さんの演技は凄い!痛々しさがありながらも観終ると心に響くものがありました。 (なかちょ) | [投票] |
★5 | 正常と異常の境界が時代や社会の規範によって変わるように、愛情の有無の境目も曖昧であることを照江は教えてくれる。理容店での再会。ひとつの鏡の中に映し出される母娘の顔。視線が交錯する一瞬の緊張。同じ男を愛しながら、愛し合えなかった母娘の苦悩。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 吐き気がするような嫌悪感。 [review] (mimiうさぎ) | [投票(2)] |
★4 | 素直に人の愛を受け入れることができず、また自分自身のことも他人も愛せない、そして心の拠り所を持たずに荒れていく母親と、そんな母親による心の傷を持ちつつも娘を愛そうとする母親の二役を見事にこなした原田美枝子はすごい女優だと思った。いくら掘り起こしても戻ってこない過去、それを受け入れる勇気などを教えられ、切ない気持ちになった。 (Heavenly Treasure) | [投票(2)] |
★4 | 原作読んでから見たので余計気になるんだけど...深草ちゃんはなんでコギャル口調なんですか?すごく違和感を感じた。 (にゃんこ) | [投票] |
★3 | 見終わって気分が重かった。母親の気持ちがわかる部分もあるからこそ重かった。原田美枝子さんがすごかった。だから+1 (truck55) | [投票] |
★4 | 理不尽な暴力が飛び交うシーンに怒りと嘆きを覚えました。無抵抗で意地らしい表情が印象に残り、繰り返される暴力劇に目を叛けてしまった。心情を突いた確信の演技をする原田さんと麻帆ちゃんに惜しみない拍手を贈ります。素晴らしかった! (かっきー) | [投票] |
★3 | こういう時間差のある映画は難しい。いい映画なのに一気に冷める瞬間がある。 [review] (ほだほだ) | [投票] |
★5 | やはり虐待なんでしょう。愛のかけらもない。精神的病気とも言えるほど。娘の方はそんな母親でも無理やり関係が欲しかった。そうでないと自分自身のルーツを見失うから。重い映画でした。 (セント) | [投票(3)] |
★5 | 原田美枝子さんの二役は壇ふみと杉田かおるがやってんじゃないのかと思ったぐらい別人。いや、凄い人だ。 [review] (torinoshield) | [投票(9)] |
★2 | ダメだこりゃ。 [review] (隼) | [投票(1)] |
★4 | 歳を重ねるごとに旨みと渋みが増してゆく美枝ちゃんきゅ〜。「あんた〜」と騒ぐ原田さんに『青春の殺人者』の「順ちゃ〜ん」の叫びが見えて嬉しかった。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(6)] |
★3 | 気づけば完全にのめり込んでいた私。そう考えると退屈な作品ではないはず。ただ、息が詰まる。 (こぱんだ) | [投票] |
★4 | 床屋のシーンが印象に残った。そういえばアルジャーノン(小説)にもこんなシーンがあったな。
(くーるみんと) | [投票] |
★2 | まわりの評価が高くかなり期待して見に行ったが感情移入できず、、、無念。 [review] (mange) | [投票(1)] |
★3 | 観終わると結構疲れました。それだけの熱演でした、原田美枝子。 (でん) | [投票] |
★5 | 素晴らしい。誰にも親に対するコンプレックスはある。いつか親になる自分に忘れて欲しくない大切な作品だ。 (starchild) | [投票] |
★4 | 女性だからって、自然に母性をはぐくむ生き物であるとは限らない。具体的にそう思うきっかけとなった事象のひとつがこの映画だった。 (kazby) | [投票(3)] |
★5 | 親に愛されたい、という思いは、一度意識してしまったら人生にずっとつきまとう。自分の子が生まれたら、愛などというこっぱずかしい言葉を意識させないほど愛してやりたいものだ。 (イヌハッカ) | [投票(5)] |
★4 | 豊子役の原田美枝子には驚いた! (コマネチ) | [投票] |
★3 | 虐待の免疫がある者にしたらですが、それほど…でも、この映画を言い方悪いですが新鮮な感覚で見れた人は幸せです。 (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★3 | 登場人物の言動に今ひとつ納得いかないというのが正直な感想。 (Smoking Clean) | [投票] |
★3 | 原田美枝子は90年代を代表する名女優だ! [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 久々に見た日本映画の良品。知ってる人も出ていて、画面を見て驚いてしまった。最後の処理も日本的ですね。 [review] (ぱーこ) | [投票(4)] |
★5 | 私にできる“復讐”ってなんだろう?と考られたので、原作ほどリアリティが感じられなかったという不満はあるが、5点。2001.9.16 (→review相当長いです。) [review] (ハイズ) | [投票(6)] |
★4 | 日本にもこんなに凄い女優さんがいたのだと驚いた。情けない男性がいっそう彼女を引き立てていたのだと思う。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 虐待がいけない?世間の母親達は皆、”ぎりぎり”紙一重のところで育児してるんだ! (sawa:38) | [投票(3)] |
★5 | 時代背景の映像も見事だが、なんといっても原田美枝子さんは凄い。凄いの一言。この演技は必見です。ラスト泣けます。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 個人的につらい・・・。あー、きつい映画をみてしまった・・・。 [review] (ちわわ) | [投票(5)] |
★3 | 原田美枝子の演技は予想を裏切られた。「子供を殴る母親」はあんなに手加減しない。優しすぎるのかな。『息子』(91年)の彼女の方がずっといい。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 秀作。床屋というシチュエーションをいれたところに4点。 (eiv) | [投票] |
★4 | 重いテーマではあるけれど、結局は母の愛なのだ。 (Yas) | [投票(1)] |
★4 | 過去のトラウマと対決するというテーマの話には弱いっす。子供を虐待してしまう母親のキャラに戦慄。 (STF) | [投票] |
★3 | すごくブルーになってしまった。 (エリザベソ) | [投票] |
★4 | 鬼気迫る演技は圧巻。 (ぽんた) | [投票] |