★3 | 息子を失った川瀬が、犯罪被害給付制度の法整備に目覚め東奔西走するが、なぜだろう、川瀬の心情に寄り添えない。途中、幼い頃の武志との思い出が回想として挿入されるが、特に催涙効果もなく、ただただ淡々と時間が過ぎた。 (IN4MATION) | [投票(1)] |
★1 | 三菱重工爆破事件を前に、これまで新左翼に共感を示してきた木下はこっそり「転向」している。そんなんでいいんですか。晩節を汚した駄作。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★0 | 親父よ・・・ かっこよすぎる 親父の生き様 映画の範疇を超えている。点数をつけること自体そもそもおこがましい(※5点を超えてるという意味で) [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★3 | 老いたりと言えども木下惠介は木下惠介であった。見ているものの共感に向かって訴求する通俗的な感傷の積み重ね。だが通俗を通俗として立派に貫き通せることだって、貴重な仕事であるはずだ。 [review] (鷂) | [投票(1)] |
★4 | 衝動殺人は「風土病」ですか。自分も感染していたりして・・・と考えると本当にコワい。 (KEI) | [投票] |
★4 | 救い難いまでの時代錯誤感とあからさまなメッセージ臭を割り引いても尚、真摯さは心を打つ。1.5線級の配役陣の入魂の演技と岡崎宏三の平板でありつつ的確な深度を携えたカメラワーク。木下恵介最後の輝き。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 15年振り位に再見。今見ると演出に古臭さを感じるが、今まで見た木下作品で一番好きかも。['07.5.30VIDEO] [review] (直人) | [投票(3)] |
★2 | 真摯ではあるのだが、その思いの描き方があまりにも単眼的一方通行で押し付けがましいことこの上ない。誘導的なカメラとカティング、鬱陶しい音楽、これ見よがしな芝居。これは映画そのものか、あるいは観客を信用できなくなった映画人が陥る最悪の墓穴だ。
(ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 伝えたいテーマを真摯な態度で表現しようとする木下恵介。ただその意気込みが過剰となり・・・・これほど映画的魅力のない作品になるとは・・・ [review] (sawa:38) | [投票] |
★2 | こゝまでいくと木下恵介は卑怯である、と云いたくなる。社会的テーマ上の意義なんて私にはどうでもいい。描写の多湿性、泣かせ過ぎに激しく嫌悪する。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 「被害者遺族を救え!息子を失った父親の執念の活動が、国を動かした!」 なんか『プロジェクトX』風のコメントになりましたが、実際にそんな作りなんです。 [review] (AONI) | [投票(3)] |
★4 | これは珍しく(芸術監督としては)今ようやく取り上げられてきた被害者・被害者家族の人権を訴えた映画です。指摘は周りの社会環境の冷酷さにまで及んでいる。木下の良心を感じる最後の佳作。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | 木下恵介の視線がどこを向いているかが痛いほど分かる作品。熊井啓も社会派を自認するなら、『日本の黒い夏』のような既に評価が固まったテーマではなく、世間の関心が未だ薄い題材を採り上げるべきだ。[シブヤ・シネマ・ソサエティ] (Yasu) | [投票(2)] |