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[コメント] やわらかい手(2007/ベルギー=ルクセンブルク=英=独=仏)
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★4何かが爆発することをキャスティングが明確に教えてくれるために、やつし事のような才能解放のタメ動作が好ましい焦らしとなり、それが社会時評の文法で捕捉されるので喜劇調も甚だしく、次々と手管にかかる男らの喘ぎ声もヒューモアに花を添える。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3同じ話を仮に日本でやろうとしたら、きっと黒木瞳とか寺島しのぶみたいな、ゆうてもまだまだ綺麗なアロフォー・アラフィフ・アラ還をこともなげに起用してしまうんだろうけど、この映画のフェイスフルさんは、ほんと近所にいそうな初老のおばちゃんでその点がすごく良かったです。 (田邉 晴彦)[投票(1)]
★4きれい事じゃ済まない事もある。人のためを思い、誰も裏切っていないのに、後ろ指さされる事もある。でも、堂々と胸をはればいいじゃん。そう思わせてくれる。 (NAO)[投票]
★4老いさらばえた母のかなしみは、人間の初源的な欲求に応えるかなしみだ。男はそれなしには生きていけないことを、母は長い人生のなかで知りすぎるほど知っている。簡単なシステムに埋没することが母のかなしみを深める。だが逞しい彼女は、家族愛と、そして男への愛という最も初源的な高みに立つことでおのれ自身の誇りを取り戻す。この愛は深すぎる。そして彼女の己を裏切らない誠実さも。 (水那岐)[投票]
★3「祖母」から「女」への回帰、という冒険譚。マギー(マリアンヌ・フェイスフル)の、控えめで奥手な表情の裏に垣間見える女らしさがチャーミング。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4自信と愛を取り戻す。 [review] (夢ギドラ)[投票(1)]
★3マギーの手コキテクに関する描写が甘い。 [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
★4しかしまあ、日本の某分野での技術開発力(?)は大したものですね。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4マギー(マリアンヌ・フェイスフル)の行動に可愛らしさとともに、ある種の凛々しさを感じるのは、その風体やたたずまいもさることながら、彼女が絶対に嘘をついたり言い逃れをしないことにある。彼女は、決して自分を偽ってはいないという信念の女神なのだ。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4マギーのどこかおっとりした性格が一種の清涼剤となって、映画の雰囲気を和ませていて、いい味を出している。 [review] (わっこ)[投票(1)]
★2マリアンヌ・フェイスフルがとても可愛らしかった。 [review] (パスタ)[投票(1)]
★4鑑賞中無意識に自分の掌を確認しそうになりました。カラっと笑う気満々で出向いたのに思いのほか音楽が暗くてちょっとびっくり。これはマリアンヌ・フェイスフルの“可愛らしさ”(外見も含む)あっての映画ですね。 [review] (レディ・スターダスト)[投票(2)]
★4孫の為という日常思考から出発し、やがては安寧な飼い慣らされた日常から飛翔する婆さん。些か嘘っぽい話に真実味を付与するキャスティング。フェイスフルも絶対条件だったろうがマイノロヴィッチこそ俺の理想。年増趣味なわけじゃないが。 (けにろん)[投票(5)]
★4ラスト、すっごく好き。 [review] (あちこ)[投票(3)]
★4イギリス映画って本当に人間の人生を限りなく真摯に見つめていてその切り取り方が鮮やかです。 [review] (セント)[投票(3)]
★4もはや若くは無い一人の世間知らずな平凡な主婦。それが理由は仕方無しではあるが、それでも一歩踏み出して色々知っていくことが面白いし、周りの人々もそれらしく楽しく見れた。 [review] (あき♪)[投票(1)]
★4やはり皆さん(下半)身に覚えがあるのかどうかはわかりませんが、劇場内では男性のほうがよく笑っていたように思います。しかし「ベニス肘」というのは本当に存在するのだろうか?[Bunkamuraル・シネマ1/SRD] (Yasu)[投票]