★5 | 緩やかなパンを繰り返すカメラワークと長回しが全てを呑みこむ長江の悠久の流れと同化し、廃墟・のどかな田舎町・近代的な街並み等が同居するロケーションと伴って時間的・空間的に数千年もの広がりを映画内に呼び込む。制作された絶妙なタイミングといい、映画に愛されているとしか言いようがない。また、本作でもジャ・ジャンクーはやはり切り返しを頑なに拒んでいる。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 画面の奥のほうで突然に起こる異変。何も起こらないような物語の影で、確実に「何か」が起こっている。ハッとさせられる瞬間をうまく捉えた映画だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★2 | 勝手に邦題に期待したこちらが悪いのだが、はっきり言って面白くなかった。山西省から来た男と女―この二人が全く絡み合わないというストーリーもどうかと思う。ドキュメンタリーじゃあないんだから。 (KEI) | [投票] |
★3 | 恐ろしい速度で人間関係が壊れていく中国の有様を、四川省奉節地区の長江に落ち行く山の斜面が破壊される実景により鮮やかかつ象徴的に視覚化した力業に拍手を贈る。危機意識が静謐なる雄弁性とでもいうべき深さを湛えている。ハンマーの隠喩は完璧である。 (ジェリー) | [投票] |
★2 | 30代にしてこの監督がさっぱり分からない自分が切ない。 (kenichi) | [投票] |
★2 | な・・ながい。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 全篇これ「間」の映画。ゆっくりと横移動するカメラワーク。繰り返される『壁の破壊』。大きな時間の流れの中で、移動と崩壊によって視界が開けていく、密やかな出来事の呼吸。河は、時間的・空間的隔たりを派生させながら、それ自身は悠々とただ流れ続ける。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★2 | 川も長いが間も長い。 (G31) | [投票(1)] |
★2 | 美しい風景や印象的なロングショットなど目を見張るシーンはありましたが、不親切なほどに排除した人物描写のせいで、いまいち入り込むことが出来ませんでした。 [review] (づん) | [投票] |
★5 | 画面から溢れ出す緊張感に圧倒される。 [review] (chokobo) | [投票(4)] |
★5 | 希望と絶望が交互にダムを行き来する観光映画の最高峰。 [review] (SODOM) | [投票(1)] |
★3 | いつからジャ・ジャンクーはこんなにカットを細かく割るようになったのか。[シャンテ・シネ1] [review] (Yasu) | [投票] |
★3 | ファーストシーン、船の上の群像シーン、ゆったりとカメラが左から右へと流れる。人々の生き生きとした素晴らしい映像。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | ドラマ性の排除により、特定の地で暮らす人々と、その状況に投じられた役者の間の息吹が巨視的現実を具現化することは事実だが、しかし、ここまで土地とそこに生きる人々に寄り添うことにこだわるのであれば、私はドキュメンタリー映画が持つ力の方を信じたい。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 傑作。観客がスクリーンから視線を外すことを許さない、濃密なショットの連続。「圧倒的な映画」というよりも、「圧倒的に映画」。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★2 | かなり期待はずれ。
余計なことしなきゃいいのになあ。 (abebe) | [投票] |