★3 | メリル・ストリープが十年一日のスタンドプレイに走り、私のげんなりは早くもフルテンだ。家庭や心身に問題を抱えた母親の、ではなく、大概にせえやと諌める目上や側近がおらなくなった大女優の悲哀が滲む。ジュリアン・ニコルソンと出逢えた幸せだけを胸に抱き、私はそそくさと劇場からの帰路に就いた。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 『秋のソナタ』かと思ったら『犬神家の一族』だった。メリル・ストリープは犬神佐兵衛(<言いたいだけ) [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 役者陣の好コラボによる3姉妹ものであり又3世代の女の確執ものとして緩むところがないのだが、どうも語るに律儀すぎて余裕がない。先駆者でジャンルマスターであるベルイマンやカサヴェテスに及ばないと感じてしまう。ただ、メリルはマジ圧巻。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | イヤミと嫌悪、ガナリ合いの前半は食傷気味だけど、状況が露わになる後半は良い。秘密を秘密として黙っていられないオンナの性。そしてそれを黙って見守る男たちの強さ。クリス・クーパーが大変よろしい。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |
★4 | 葬式に集まった人たちの言葉の応酬、秘密の暴露に気を取られ、肝心の死んでいった人の事を忘れていた。彼の人生に思いを馳せてみた。
[review] (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭が投射されたサム・シェパードの視点がすぐに脱落して彼こそが謎の求心点になる引っかけが、長い潜伏を経て、終盤で残置されるメリルへと波及して爆発する。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 意外に豪華な俳優陣が好き勝手言い合う食卓のシーンは逸品だが、もう一歩突き抜けるものがない。むしろ、三姉妹が顔を揃えて、草原に駆け出す母を複雑な表情で見つめたり、深夜の語り合いが口論に遷移する様に興味がそそられ、更に掘り下げて欲しかった。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★3 | 眼で観、耳で聴くぶんにはやはりメリル・ストリープの至芸に、真っ向から立ち向かってゆくジュリア・ロバーツその他の攻防戦の堪能こそが最上の愉しみどころなのだろう。物語的にはまたもやヤマアラシたちのスキンシップであり、許してくれることを望んでの露悪に関係が引き裂かれ、みな孤独に落ち込む過程の繰り返し。結局ジャムセッションの見事さであり、結果は「よくできた」以上に評する言葉もない。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 好きな俳優さんがたくさん!迫力の女優たちの中でクリス・クーパーが良い。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 主演:クリス•クーパー。 72/100 (たろ) | [投票] |
★4 | メリル・ストリープ専門のヘアメイクってだけでクレジットされるのってすごいっすね。でもまぁ、それぐらいしても文句ない女優ですもんね。 (stimpy) | [投票] |
★4 | 確かにマイク・ニコルズの「バージニア・ウルフなんかこわくない (作中で素顔で美しいと評判のリズ・テイラーが主演)」、ベルイマンの「秋のソナタ」、日本では向田邦子の「阿修羅のごとく」を足して割るとこういう作品になるのではないかな。 [review] (セント) | [投票] |