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けにろんさんのあらすじ: 点数順

★2メリーゴーランド(1974/伊)数年前に妻を亡くしたロベルト(ベキム・フェーミュ)は10歳の息子ルカ(レナート・チェスティエ)と2人暮らしだが弁護士であるロベルトは忙しくルカのことを構ってやれない。又、恋人のベロニカ(アゴスティーナ・ベリ)を引き合わせるタイミングも難しい。一計を案じロベルトは休暇を取って家族旅行を計画、そこにベロニカも参加させる。ルカとベロニカは心が通うかに見えたが父と恋人のキスを見たルカは心に傷を負う。ロベルトの秘書アルベルト(ニーノ・セグリーニ)が優しくルカを説得。次第にルカも心を開き始めた。そんな折、原因不明のめまいがルカを襲った…。主役のレナート・チェスティエ少年の愛らしさが胸を打ち世界各国でヒットを記録した難病もの。[投票]
★2燃える勇者(1981/日)アフリカで死んだ両親の納骨に帰郷したジョー(真田広之)は、アフリカ行きの船に寝過ごして乗り遅れ、見知らぬ地方都市に来てしまった。街中で暴れ馬を鎮めたのが縁で和平(佐野浅夫)の家に世話になる。両親を亡くし寂しげな孫娘の和代(伊藤かずえ)に兄の文男(矢吹二朗)が誕生プレゼントを持って来るが謎の事故死を起こす。ルポライターの西条(勝野洋)が現れ文男は街のボス大矢(安部徹)の悪事の証拠を掴んだ為に殺されたと言った…。土橋享の監督昇進第1作。[投票]
★2誰がために鐘は鳴る(1943/米)第2次大戦前夜の内乱下スペイン北部の山中。正義と自由の信念から義勇軍に身を投じゲリラ活動を行っていたアメリカ人大学教授のジョーダン(ゲーリー・クーパー)は3日以内での鉄橋爆破の任務を告げられた。現地のジプシーの頭目パブロ(エイキム・タミロフ)やその女ピラー(カティナ・パクシノウ)の協力をとりつけ任務遂行にはげむジョーダンであったが、内乱で孤児となりパブロに匿われているマリア(イングリッド・バーグマン)の美貌に心が揺らぐ…。カティナ・パクシノウがアカデミー助演女優賞を獲得した。[投票]
★2ミッドウェイ(1976/米)真珠湾攻撃から6ヶ月後の1942年4月。ホノルルの太平洋艦隊基地でガース大佐(チャールトン・ヘストン)は艦隊司令長官ニミッツ(ヘンリー・フォンダ)の指令を受け日本軍の暗号解読情報を収集していた。一方、広島の連合艦隊基地では山本五十六艦隊司令長官(三船敏郎)を囲んだ作戦会議で深手を負った米軍を壊滅させるべくミッドウェイ島攻略が決定される。5月に入りホノルルでは日本軍の暗号解読に成功、ミッドウェイ攻略作戦を察知し迎撃作戦を整える。そしてミッドウェイ島に向かって進む日米両艦隊は6月4日遂に激突した…。太平洋戦争の転回点となったミッドウェイ海戦をオールスターキャストで描いた大作。[投票]
★2愛人関係(1974/仏=伊)冬の南仏ニースの海岸。TV作家のフランソワ(クロード・ブラッスール)は謎めいた美女ペギイ(ミレーユ・ダルク)に会う。強烈に惹かれたフランソワは猛然とアタックするうち彼女の身辺にいるマルクなる弁護士(アラン・ドロン)の存在に気付く。実はペギイは夫を殺した過去を持っていたのだった。そうこうするうちにペギイの身辺で殺人事件が連続して発生した…。『激突!』や『トワイライト・ゾーン』の脚本家リチャード・マシスンの原作を映画化したもの。[投票]
★1アルファヴィル(1965/仏=伊)1984年。左利きの探偵レミー・コーション(エディ・コンスタンティーヌ)は地球から9000キロ離れた星雲都市アルファヴィルに潜入。彼の任務はブラウン教授(ハワード・バーノン)の救出と先遣隊で行方不明のアンリ(エイキム・タミロフ)の捜索であった。アルファヴィルはアルファー60という電子頭脳に支配された思考構造符号化社会で愛の言葉は存在せず詩人や芸術家は処刑されているのであった。レミーはブラウン教授の娘ナターシャ(アンナ・カリーナ)を救出して反撃に出るが…。65年ベルリン映画祭金熊賞、トリエステSF映画祭グランプリ受賞。[投票(2)]
★1プロスペローの本(1991/英=仏)ミラノ王のプロスペロー(ジョン・ギールグッド)はナポリ王アロンゾ(ミシェル・ブラン)と組んだ実弟アントニオ(トム・ベル)に王位を奪われ娘ミランダ(イザベル・パスコ)と共に絶海の孤島に流された。月日が経ち、プロスペローは親友ゴンザーロ(エルランド・ヨセフソン)が持たせてくれた24冊の魔法の本を使い、妖精キャリバン(マイケル・クラーク)の助けを得て復讐計画を練り、その著書に「テンペスト」とタイトルをつけるが…。シェークスピアの「テンペスト」を題材に自由に脚色されたグリーナウェイの第40作でハイビジョンの導入やワダ・エミの起用が話題になった。[投票(1)]
★1オーメン4(1991/米)弁護士のジーン(マイケル・ウッズ)とカレン(フェイ・グラント)夫妻は修道院からディーリアという女の赤ん坊を養女として貰い受ける。成長して美しい少女となったディーリア(エイジア・ベイーラ)は気に入らない者を魔力で片づけ始めた。実は彼女はダミアンの遺児だったのだ…。アメリカではTVムービーとして制作されたが日本では劇場公開された。[投票(1)]
★1不倫への招待(1988/仏=韓国)女優のエマ(ヘリー・オー)は夫(サック・ヘイオン)を韓国に残して1人でパリにやってきた。かねてよりの不倫相手のニコラエル(ニコラ・バイオン)との情事のためであった。再会の悦びに激しく燃える2人であったが、エマはその程度では満足できない。さらなるアバンチュールを求めてパリを彷徨し乱交やレズプレイや3Pを愉しむのであった。純粋な青年(オリベル・マゾワイエ)と束の間の純愛にひたってみたが結局は淫乱の焔が燃え上がり彼と別れるのであったが…。『エマニエル夫人』の韓国版バッタもん。「ジプシー・エマ」シリーズ第1作。[投票]
★1全員死刑(2017/日)ヤクザ稼業を営む首塚一家では、親組織のトラブルを肩代わりさせられ1名臭いメシ要員を出せと言われ、やむなく次男のタカノリ(間宮祥太朗)がムショ行きになった。2年の刑期を終え出所すると一家は行き詰ってドンゾコ状態。兄のサトシ(毎熊克哉)の提案で近所の吉田家に強盗に入るが幼馴染のショウジ(藤原季節)がいた。タカノリは躊躇うがサトシに強要されショウジを絞殺。金庫をかっさらって逃亡したのだ。が、その中身はシケた貴金属類のみであった…。実話をもとにした原作「我が一家全員死刑」をもとに本物の不良出演で話題になった『孤高の遠吠』の小林勇貴が商業映画デビュー。[投票]
★1ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う(2008/米)何故か紀元前10000年。ウィル(マット・ランター)はサーベルタイガー女のエイミー・ワインハウス(二コール・パーカー)から地球滅亡のお告げを受ける。クリスタルの髑髏が回避のポイント…と、目が覚めたウィルはハイスクールのパーティ会場に。圧縮ボンベ銃のおかっぱ殺人者(アイク・バリンホルツ)や腹ボテ女学生(クリスタ・フラナガン)がそこかしこで悶着を起こすなか、ウィルは美女(カルメン・エレクトラ)にとっつかまって銃弾を曲げろと命じられる…。『最終絶叫計画』のスタッフによる全米大ヒット=パニック・パロディ超大作!![投票]
★1女ドラゴンと怒りの未亡人軍団(2011/中国)11世紀、宋王朝の中国は西より西夏の侵攻にさらされていたが、国境軍を率いる楊(リッチー・レン)将軍の奮闘で持ちこたえていた。が、そんな将軍も遂に敵の矢に倒れる。悲嘆に暮れる妻、桂英(セシリア・チャン)であったが、朝廷は一人息子、文広(シャオ・ミンユー)に西夏軍討伐指令を出す。桂英の義母、柴郡主(リウ・シャオミン)や義祖母、余太君(チャン・ペイペイ)の一族最後の男を死なせてなるまじの執念を背に桂英は12人の未亡人を率いて国境に向かう…。1972年『14アマゾネス 王女の剣』を、ジャッキー・チェン製作でリメイクしたもの。中国・香港版の各ラジー賞で数部門を制した問題作。[投票]
★1英二(1999/日)8年の刑期を終えて英二(長渕剛)は熊本を訪れた。行方不明の妹あずさ(若林しほ)を探すためだ。地の組織、村川(高橋長英)組に草鞋を脱いだ英二はヒットマンを撃退する。その夜、英二の部屋には村川の差配で梅花(イ・ナヨン)という中国人娼婦がいた。いつしか梅花に惹かれる英二。しかし、彼女は村川の魔の手で搾取の限りを受けていたのだ。恩師、松次郎(松村達雄)のもとに梅花を匿う英二は、あずさに関する思いもしなかった事実を聞かされる…。TVドラマ「とんぼ」「英二ふたたび」の番外篇的劇場作。[投票]
★1聖女伝説(1985/日)殺人罪の7年の刑を終えた早瀬俊夫(郷ひろみ)は務所仲間の岡野(岩城滉一)の取り立てを手伝ううち、総会屋、立花(成田三樹夫)の事務所で銀座の実力者、多恵子(岩下志麻)と出会い彼女を瞬く間にこますのであった。多恵子の新店の用心棒とし新たな職を得た俊夫は、更に多恵子から借金をして自分の店を構える。「人が10年かかることを3年でやる」と宣言した俊夫は立花や多恵子を出し抜きビルの地上げに手をつけるのだが…。フランシス・レイを音楽に登用したことが虚しくも切なすぎる奥山和由製作の村川透監督第14作。[投票]
★1白い野望(1986/日)某国立病院の脳神経外科へ西ドイツ留学から帰ってきた若き東堂(草刈正雄)が赴任する。権威を得た東堂に次期院長候補の辻岡(佐藤慶)は動揺するのであった。財界の大物、名島(森繁久弥)の孫、春香(呉美鈴)が脳腫瘍で入院、東堂が執刀する。東洋製薬は抗癌剤トヨキシンをプロパー水谷(浅野ゆう子)を通して売り込もうと東堂に接触、東堂は末期癌患者の宇都宮(池田生二)に実験の為、投与を開始する。一方で、春香の腫瘍は再発し始める…。門田泰明原作による出目昌伸監督第14作。[投票]
★1白夜の調べ(1978/日=露)日本の新進ピアニスト、矢代悠子(栗原小巻)はソビエトの作曲家イリヤ(ユーリー・ソローミン)の新作協奏曲のレッスンの為にレニングラードを訪れたが、そこで2人は恋に落ちてしまうのであった。イリヤの家を訪れた悠子は母親と画家の弟と息子達に紹介されるが、妻は出産時に死んでいた。そんな彼女の脳裏には日本の夫、康夫(高橋昌也)のことがよぎるのである。白夜送りの晩、悠子はイリヤに想いをうち明けたものの、夫への愛との板挟みに耐えきれず日本へ帰国したのだった。そして、1年のときが過ぎたのだが…。ソビエトパートをセルゲイ・ソロビヨフ、日本パートを西村潔が監督した日ソ合作。[投票]
★1シュロック(1973/米)カリフォルニアの或る町でピクニックにでかけた住民が何者かによって全員惨殺された。現場にはバナナの皮が散乱、五体満足の死体は239体であとはバラバラ状態で、TVのニュースショーでは殺害数をクイズにして問う始末。やがて、正確な死者は789人にものぼる。警部ウィーノウ(ソール・カーン)は早期解決を宣言、一方で人類学者シボヴィッツ教授(ジョゼフ・ピアンタドーシ)は人類と類人猿の間の「ミッシング・リング」の存在に言及するのだが…。73年トリエステSF映画祭グランプリのジョン・ランディス処女作で自ら被り物で主演。特殊メイクのリック・ベイカーも5年後に『スター・ウォーズ』で才能を開花させた。[投票]
★1シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1986/米)誰にも束縛されず自由気ままな生活を送る女性ノーラ(トレイシー・カミラ・ジョーンズ)は、実直なジェイミー(レッドモンド・ヒックス)、明るいマーズ(スパイク・リー)、男前のグリアー(ジョン。C・テレル)という3人の男性に加えて、レズの女性オバル(レイ・ドーウェル)と付き合っていたが、4つ又をかけられた男たちはイライラし続けていた。そして、あろうことか彼女は感謝祭のディナーに3人の男を同席させるという挙にでるのであったが…。86年カンヌ国際映画祭外国ユース賞受賞のスパイク・リー長篇第2作。[投票]
★1フルーツ・バスケット(1982/日)邸宅に住みながら自殺願望を抱くイチゴ(矢野ひろみ)と新宿東口でテント生活をするメロン(大蔵悦子)とファンシーショップ店員のオレンジ(庄司真由美)の3人の少女は出会い、彼女たちは海に向かってボートで川を下り始めるのであったが…。PFFで『ORANGING’79』が注目され手塚真の『MOMENT』の撮影を担当した今関あきよし長篇16ミリデビュー作。[投票]
★1モアセクシー 獣のようにもう一度(1981/日)ハマのズベ公エミー(畑中葉子)は恋人の次郎(河西健司)と美人局で暮らしていたが、ある日、盗んだ車が市会議員のものであることを知り、パンダの縫いぐるみを車中に見つける。パンダから麻薬が発見され、ヤクザの境(市川好朗)と北見(高瀬正嗣)が彼女たちを狙う。エミーはズベ公仲間のオバン(横山エミ)、お嬢(マリア茉莉)、チビ(太田あや子)に加勢を頼んで応戦。ジョー(片桐竜次)という流れ者も加勢し戦いは苛烈を極めていくのだが…。加藤彰監督第37作。[投票]