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けにろんさんのあらすじ: 点数順

★2ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン(2001/米)NYの美術品専門の泥棒ルーディ(ジャン・クロード・バンダム)は考古学者の父オスカー(バーノン・ドブチェフ)からイスラエルの謎の教団「オーダー」の聖典「ファザー」の最終章の巻物を発見したとの連絡を受ける。しかし、オスカーは直後に行方不明になってしまったのだ。テルアビブに飛んだルーディはオスカーの旧友フィンリー教授(チャールトン・ヘストン)と会い、オスカーから預かったという貸金庫の鍵を渡される。そのとき、ルーディは自分たちを監視する男達に気付いた。「オスカーを連れ去った奴らだ」とフィンリー。2人は彼等を追跡し始めるが…。シェルドン・レティックバンダム6作目のコラボレーション。[投票]
★2アイデン&ティティ(2003/日)ファーストシングルの「悪魔とドライブ」のヒットでメジャーデビューを果たした「SPEED WAY」であったが、作詞作曲を手掛けるギターの中島(峯田和伸)は次の曲が書けなく苦悶していた。何故なら「悪魔とドライブ」は売らんが為の曲であることを自覚しており本当に彼の考えるロック魂とは程遠いものであったからだ。そんなときに、彼の部屋に突如訪れた「ロックの神」に導かれ書いた新曲だったが、ボーカルのジョニー(中村獅童)は反発する…。みうらじゅんのコミックを映画化した田口トモロヲ第1回監督作。[投票]
★2すかんぴんウォーク(1983/日)バタフライで東京湾を泳いで来た広島の演劇志望の高校生、民川裕司(吉川晃司)は晴海に上陸し、無銭乗車ではとバスに乗って六本木に辿り着く。白木(蟹江敬三)の経営する喫茶店にウェイターとして採用されると、そこにはロック志望の吉夫(山田辰夫)が居た。又、店には行き詰まった清純派女優の亜美(鹿取容子)も出入りする。そして、裕司は亜美に一目惚れしていまうのだが…。ロスオリンピックの水球選手候補を棄て芸能界デビューをした吉川晃司の売り出し映画で主題曲「モニカ」がそのままデビューシングルとなった。[投票]
★2ケレル(1982/独=仏)ブレスト港に入港した駆逐艦「復讐号」に美しき水夫ケレル(ブラッド・デイビス)がいた。彼の上官セブロン(フランコ・ネロ)はケレルへの想いを胸に彼を見守る。淫売宿の女主人リジアヌ(ジャンヌ・モロー)の情夫ロベール(ハンノ・ベッシュル)はケレルの実の兄で、彼に会いに来たケレルはリジアヌの夫ノノ(ギュンター・カウフマン)と悪徳警部マリオ(ブルクハルト・ドリースト)達にそそのかされ麻薬取引に手を染める。そして、ケレルは次第に内なる悪に目覚め始める…。ジャン・ジュネ原作「ブレストの乱暴者」を映画化したファスビンダーの遺作。[投票]
★2プリズナー・オブ・ラブ(1999/カナダ)ブルックリンの組織構成員のジョニー(エリック・サール)と仲間は借金取立中に相手を誤って殺害してしまう。そして、その現場をバーで働く画家志望のトレイシー(ナオミ・キャンベル)という女性に目撃されたのだ。組織の命令で彼女を始末せざるを得ないジョニーは、しかし殺害に踏み切れない。何故ならトレイシーに惚れてしまったからである。ジョニーは考えた末に彼女を拉致して倉庫に監禁するのだが…。スーパーモデルナオミ・キャンベルの初主演作。[投票]
★2父よ母よ!(1980/日)新聞記者(加藤剛)がルポルタージュの為に家出少女の江美(夏江麻岐)を探して彼女の友人の多喜子(三原順子)、未沙(滝沢美幸)、阿矢子(吉田康子)を訪ねていくが、結局、江美はバイク狂いの俊二(原千明)と付き合ってたが、彼の事故死を契機に非行化を加速させていくのであった。他に上流家庭の淳一(入江則雅)や暴力団の構成員になる喜久蔵(水野広)のエピソードの後に、記者は北海道過程学校の浅川先生(若山富三郎)を訪ねるのだが…。『衝動殺人 息子よ』に次ぎ木下恵介が「止むに止まれぬ気持ちから取り組んだ」作品。[投票]
★2姐御(1988/日)大阪の古溝(寺田農)組若頭の紺野(松方弘樹)が田ノ浦(石橋蓮司)組の刺客、杉本(ビートたけし)に襲われ重傷を負い一命を取り留めたが、結局騙し討ちに会って死んだ。紺野の妻、愛(黒木瞳)は田ノ浦への復讐を誓い襲撃するが、失敗し刑務所送りとなる。4年後、獄中出産で紺野の忘れ形見、幸子(竹村愛美)を出産した愛は出所し、古溝組3代目の片倉(名高達郎)に迎えられるが、田ノ浦の魔の手は幸子へと伸びようとしていた…。鷹森立一の監督第30作。[投票]
★2仮面学園(2000/日)光陽館高校2年A組の或る日。いじめによる登校拒否で学校に来ていなかった少年が突然に登校して来た。異様なことに彼は仮面をつけていたのだ。そして、再びの嫌がらせを彼は毅然として退ける。彼は変わったのだ。日をおかずして別の仮面中学生が現れ、みるまに仮面は社会現象に…。そんなとき、同級生の有希(黒須麻耶)と貢(石垣佑磨)はEメールでパーティの招待を受ける。訪れた会場で彼らは仮面の製作者の堂島暁(藤原竜也)と出会うのだが…。ぴあフィルムフェスティバル第3回スカラシップ作『バス』で劇場映画デビューした小松隆志の劇場映画第9作。[投票]
★2豪姫(1992/日)天正19年。前田利家(別所哲也)の娘で豊臣秀吉(笈田勝弘)の養女になった豪姫(宮沢りえ)は秀吉に自刃させられた千利休の代わりに秀吉の茶頭となった利休の高弟の山城大名、古田織部(仲代達矢)によくなつき慕うのであった。織部もそんな豪姫のことが可愛くてならない。そんな或る日、京都は二条河原に利休の生首が晒しものにされる。豪姫は庭番のウス(永澤俊矢)とともに生首を盗みだし、利休の娘、吟(真野響子)のもとに届けるのだが…。勅使河原宏の遺作。[投票]
★2夢野久作の 少女地獄(1977/日)名門女学院に通う甘川歌江(小川亜佐美)は「火星さん」と呼ばれ皆から疎外されていたが、同級生の殿宮アイ子(飛鳥裕子)だけは彼女と親しく付き合っていた。そして、2人はいつしか関係を持つようになっていくのである。一方で、校長の森栖(桑山正一)はとんでもない偽善者で、親校長派の書記の川村(三谷昇)や英語教師のトラ子(絵沢萠子)と共謀して歌江の処女を奪うのであったが…。夢野久作原作の初の映画化で小沼勝の監督第22作。[投票]
★2えきすとら(1982/日)役者を夢見ながらエキストラ稼業の冴えない日々を送る修五郎(武田鉄矢)は仕事場で同じ稼業の育子(石田えり)と知り合い付き合うようになる。しかし、日々は冴えなく一向に芽が出ない修五郎。一方、育子は健気にも劇団公演の為にビル掃除のバイトを始めるのであった。そんな、育子の為に修五郎は香典泥棒をして、その金で公演のチケットを大量購入するのだが…。『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』と併映された朝間義隆の監督第4作。[投票]
★2インテルビスタ(1987/伊)1987年。設立50周年のチネチッタ撮影所ではフェデリコ・フェリーニ(本人)監督による新作の撮影が行われていた。日本のマスコミのインタビューに答えフェリーニが語る若き日の思い出。1940年に駆け出し記者だったフェリーニ(セルジオ・ルビーニ)が初めてチネチッタを訪れスター女優(パオラ・リグオーリ)にインタビューしたことなど。やがて、CM撮影でチネチッタにいたマルチェロ・マストロヤンニ(本人)がやって来てフェリーニと供にローマ郊外へ向かう。そこには引退したアニタ・エクバーグがひっそりと住んでいた…。87年モスクワ国際映画祭グランプリ、カンヌ国際映画祭40周年記念特別賞受賞。[投票]
★2殺意の香り(1982/米)ニューヨークの精神科医サム(ロイ・シャイダー)のもとに或る夜、ブロンドの美女が訪ねて来た。彼女の名はブルック(メリル・ストリープ)といい、バイナム(ジョゼフ・ソマー)という殺人事件の被害者の仕事上の助手であった。そして、又バイナムは嘗てサムの患者でもあったのである。折りしも来訪して来た刑事ヴィトッキ(ジョー・グリファシー)に不自然に慌ててその場を去るブルック。ヴィトッキには守秘義務からバイナムのことを話せないと言ったサムであったが、その夜、診療ファイルを再検討し始めた…。ロバート・ベントンの監督第4作。[投票]
★2キルソドム(1985/韓国)今では良き夫(チョン・ソムン)にも恵まれ上流階級の婦人としての生活を送るファヨン(キム・ジミ)には辛い過去があった。朝鮮戦争下で当時の恋人ドンジン(シン・ソンイル)との間に生まれた息子と生き別れになったのだ。KBSテレビの人探し番組に触発された彼女は「出会いの広場」を訪れる。そこで、ドンジンと再会。彼にも今では家庭があった。2人は思い出の土地「キルソドム」を訪れる。そして、そこで2人が見たものは…。86年シカゴ国際映画祭人類平和賞、85年大鐘賞優秀作品賞・主演女優賞・音楽賞・美術賞受賞。[投票]
★2膝と膝の間(1984/韓国)ソウルの音大生チャヨン(イ・ボヒ)は幼い頃に米人教師にいたずらをされたトラウマから音楽を聴く度に性的興奮を覚えてしまうようになってしまった。一方、彼女の母親(イ・ヘヨン)は浮気性の夫への憎しみが嵩じる余りにチャヨンに対しては異常なまでの潔癖を要求する。二律相反する環境下で育まれたチャヨンの性的衝動は或る晩のクラシックコンサートの帰りに言い寄ってきた不良のスイリ(イム・ソンミン)に身を任せるという最悪の結果となって現れる。しかし、彼女には良家の子弟である恋人チョビン(アン・ソンギ)が居たのである…。『馬鹿宣言』『旅人は休まない』のイ・チャンホによる韓国初のセミポルノ。[投票]
★2博奕打ち いのち札(1971/日)関東桜田一家若頭の相川清次郎(鶴田浩二)は逃亡先の越後で女剣劇一座の静枝(安田道代)と知り合い恋に落ちた。しかし、程なく組から呼び戻された清次郎は1年後の再会を誓って彼女と別れる。桜田一家の地場大森では天野(天津敏)率いる新地会が勢力を伸ばし、刃傷沙汰に巻き込まれた清次郎は刑務所行きとなったのである。そして、数年後、清次郎を探しあぐねた静枝は岩井組組長の東五郎(水島道太郎)よりの縁組申し出を受けたのだった。更に数年後、大森海岸の埋立て工事を請け負った岩井組の利権に桜田一家総長の大竹(内田朝雄)は目をつけ、殺し屋金原(天本英世)に岩井暗殺を指令した…。シリーズ第7作。[投票]
★2シーウルフ(1980/英=米)第2次世界大戦末期の1942年。ドイツ軍の優秀なるスパイ網の為にインド洋にて戦艦を撃沈されまくる連合軍は、デリーのイギリス軍司令部にグライス中佐(デビッド・ニーブン)を呼び寄せた。早速グライス中佐はビュー中佐(グレゴリー・ペック)とスチュワート大尉(ロジャー・ムーア)にドイツスパイ網の調査を命じ、2人はゴアに潜入、中立国のマーモゴアに停泊中の商船エーレンフェルス号こそが敵ドイツの無線基地たることを突き止めたのだ。しかし、スチュワート大尉がぞっこんの美女クロムウェル夫人(バーバラ・ケラーマン)は実はナチスのスパイなのだった…。アンドリュー・V・マクラグレンの劇場映画第26作。[投票]
★2アシャンティ(1978/スイス=米)南アフリカ。WHOの医師デビッド(マイケル・ケイン)は出張診療に出かけた際に妻のアナンサ(ビバリー・ジョンソン)を奴隷商人のスレイマン(ピーター・ユスティノフ)一味に誘拐される。デビッドは妻奪回の為に反奴隷制協会のブライアン(レックス・ハリソン)と接触し、ヘリコプター操縦士のジム(ウィリアム・ホールデン)を紹介されると2人してスレイマンの追撃を開始するのであったが…。リチャード・フライシャーの監督第53作。[投票]
★2木枯し紋次郎 関わりござんせん(1972/日)旅の途上で嘗て命を救った八幡の常平(田中邦衛)に出会った木枯し紋次郎(菅原文太)は歓待を受け女をあてがわれる。その女、お光(市原悦子)の身の上話を聞くこともなく聞いていた紋次郎は驚愕する。なんと、お光は小さい頃に生き別れになった実姉だったのだ。一方、宿場町では下滝の巳之吉(大木実)一家と箱田の六兵衛(伊達三郎)一家の縄張り争いが激化、一触即発の状況を迎えつつあった…。市川崑のTVシリーズの人気を受け企画された劇場版シリーズ第2作だが余りヒットもしなかったので打ち切り作となった。[投票]
★2マシンガン・パニック(1973/米)サンフランシスコで走行中のバスの乗客全員と運転手の計8人が何者かにマシンガンで射殺されるという事件が起こった。現場に駆けつけたサンフランシスコ市警殺人課のマーティン(ウォルター・マッソー)とラーセン(ブルース・ダーン)とラリモア(ルイス・ゴセット・Jr)の3人は死体の中にマーティンとコンビを組んでいたエバンス(アンソニー・コステロ)を発見する。ラーセンと新コンビを組んだマーティンは地道な聞き込み捜査を続けるうちに数年前の未解決事件「テレサ殺人事件」の捜査をエバンスが1人で続けていたことを知るのだが…。「マルティン・ベック」シリーズ第4作「笑う警官」の映画化。[投票]