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薔薇の葬列 (1969/)

[Drama]
製作工藤充
監督松本俊夫
脚本松本俊夫
撮影鈴木達夫
美術朝倉摂
音楽湯浅譲二
出演ピーター / 土屋嘉男 / 小笠原修 / 東恵美子
あらすじ少年がいる。整った顔立ちの少年である。少年は化粧を始める。見る見るうちに、そのあどけなさを残した顔に妖艶さが加わる。少年はエディ(ピーター)。ゲイ・バー「ジュネ」のナンバーワン・ホステスである。オーナーの権田(土屋嘉男)は、「ジュネ」のママ・レダ(小笠原修)と同棲しているが、若いエディの魅力の虜となり関係を持つようになる。嫉妬するレダ。レダとエディは店でも衝突する。反発するエディ。わき出るレダへの殺意・・・・と、そのときエディの脳裏を記憶がよぎる・・・。母の思い出。あふれんばかりの愛情をそそいで、父親のいないエディを育ててくれた母。・・・血まみれの母。 (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4「前衛的」でヨカッタデス (ユメばくだん)[投票]
★4一番好きな60年代の臭い。この映画から33年。ピーター、もう50歳だってね。 (高円寺までダッシュ)[投票]
★4映像のカット&ペースト。シネマ・ヴェリテ風のインタビュー。まるで悲劇であることを否定するかのような強引な手口での喜劇化。その全てが様になってる。そもそもが古典劇「エディプス」をオカマさんの話に変えるなんて良いセンスしてるよ。 (マッツァ)[投票]
★4この時代をリアルに知らないからでしょうか、ユニークに見えました。 男の人の身体と女の人の身体ってどう足掻いても違うんだなぁーとか思いました。 (OCTA)[投票]
★4当時、流行りの観念ではなく風俗をベースに時代を捉えようとしたところに共感を感じる。地に足が付いた視点は、今も風化していない。 (ぽんしゅう)[投票]
★4これも時代の映画。ATGですから。ピーターもよかった。「前衛」っぽい感じも好きだった。私も若かったなあ。 (ぱーこ)[投票]
★4チラッと映る映画館で上演中なのは『アポロンの地獄』。俗物オイディプスここにあり。 (ズブロッカ)[投票]
★360年代のサイケムーヴメントの徒花として在るだけの逆説的オイディプス劇。これがシリアスなゲイの描写でない以上、画面は限りなく『ゲバゲバ90分』に近づく。若きピーターの美貌に0・5点上乗せ。 (水那岐)[投票(3)]
★3ギリシャ悲劇を基盤に置いたものの、パッションの表出は文字の挿入や時間の解体などゴダール的手法に囚われる余り多分におざなりである。あるのは60年代末のゲイカルチャーの記録価値であり、ピーターのスター性より小笠原修の哀感に惹かれる。 (けにろん)[投票(3)]
★3それだけで充分面白いオカマの愛憎劇を、ギリシア神話の鋳型に嵌め込むことは、日本に於けるこのジャンルの悪しき様式に捉われることに他ならず、どう足掻いたところで革新性は半減してる。(ただ時間軸操作と反復についてはかなり面白かった) 興味本位の仮面悲喜劇は、客寄せパンダの葬列に過ぎず、何ら感情を刺激される箇所は無かった。 (町田)[投票(2)]
★3その時「アポロンの地獄」も上映してたから、パロディーとして見ました。写真ををそのままフィルムにした感じで新鮮でした。実験作でしょう。 (セント)[投票]
★2ピーターってスッピンはブサイクなのだがメイクするとなぜか美人に見えてしまうから不思議。キューブリックのフェイヴァリット作だとか (TOMIMORI)[投票]
★2ベッドでもシャワーでも付け睫毛バッチリなピーターにビックリ!笑える場面もあるけど、やはり実験的な作品なので、観るのは一回で充分な代物。['04.5.14京都文化博物館] (直人)[投票]
★1哲学らしきモノとアートらしきモノを合体させてはみた。無意味なカットの不連続性やら時間軸の実験もしてみた。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点18人******************
3点7人*******
2点4人****
1点2人**
31人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ATG映画の奥は深いぞ (町田)[投票(14)]花の名前 (tredair)[投票(12)]
キャッチコピー■怒濤の質問責め編 (mize)[投票(10)]rainbow screen-虹色の画面に現れる「顔のない顔」 (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]
「表現の自由」における性、暴力、ことば -expression: regulate- (muffler&silencer[消音装置])[投票(6)]の・ようなもの…或いは「もどき」 (けにろん)[投票(5)]
カルト・ムービー集成! (いくけん)[投票(4)]時代の痕跡ーATG公開作品(60年代日本映画篇) (ぽんしゅう)[投票(4)]
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