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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ (2013/米=独=仏=英)
Only Lovers Left Alive
[Drama]
製作総指揮 | クリストス・V・コンスタンタコプーロス / ステイシー・E・スミス |
製作 | ジェレミー・トーマス / ラインハルト・ブルンディヒ |
監督 | ジム・ジャームッシュ |
脚本 | ジム・ジャームッシュ |
撮影 | ヨリック・ル・ソー |
美術 | マルコ・ビットナー・ロッサー |
音楽 | ジョゼフ・バン・ビセム |
衣装 | サビーヌ・デグレ |
出演 | トム・ヒドルストン / ティルダ・スウィントン / ミア・ワシコウスカ / ジョン・ハート / アントン・イェルチン / ジェフリー・ライト / ヤスミン・ハムダン |
あらすじ | デトロイトでカリスマ匿名ミュージシャンとして作曲活動をするアダム(トム・ヒドルストン)と、モロッコで隠れるように暮らすイヴ(ティルダ・スウィントン)は何百年も生き続ける吸血鬼の恋人同士だ。さすがに今では人は襲わず、アダムは医者を買収し、イブは16世紀に作家として活躍した老吸血鬼クリストファー・マーロウ(ジョン・ハート)のつてで輸血用の新鮮な血液を手に入れ生き延びていた。イブは何年ぶりかでアダムのもとを訪ね、愛を確かめ合い2人だけの時間を過ごし始める。そんなとき、87年前にある事件を起こして行方をくらましていたイブの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が、2人の前に現れ居座ってしまう。(123分) (ぽんしゅう) | [投票] |
吸血鬼が主人公なので完全なる夜の映画だ。だが吸血鬼映画には、この「日没から夜明けまでしか活動できない」という約束事を厳密に守る映画とそうでない映画がある。(『トワイライト』シリーズとか。)本作はジャームッシュなのだから、当然ながらこの約束事を活かしてプロットを構成し面白い「夜の画面」を構築する。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
地球の自転(時の流れ)がターンテーブル(科学)に重なり音楽(文化)を介して永遠の生命に同化するさまがすべてを語っている。彼らの孤高が行き着く先の皮肉。それは2人が賛美する思想・科学・芸術も、忌み嫌う欲や俗も所詮は生きる為の本能の発露だという証。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
回転するカメラ、レコード、ティルダ・スウィントンから始まるジャームッシュの新作は吸血鬼を描くだけあって艶やかな「夜」の映画になっているわけだが、どうにも照明の突出ばかりが目立ち、いささかショットが耽美的になりすぎてはいないだろうかと心配になる。というわけで序盤はダンスにもスローにも全く乗れなかったのであるが、 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] | |
題材は魅力的だし、トム・ヒドルストンもティルダ・スウィントンも容姿が醸す雰囲気がキャラクタと合致していて美しい。全編続く夜の空気、装丁も音楽も端麗。が、如何せん面白くない。ミア・ワシコウスカが画面に出ている間だけ楽しかった。 [review] (緑雨) | [投票] |
Ratings
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