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新仁義なき戦い 組長最後の日 (1976/)

[Crime/Drama/Action]
監督深作欣二
脚本高田宏治
撮影中島徹
音楽津島利章
出演菅原文太 / 成田三樹夫 / 松原智恵子 / 和田浩治 / 藤岡琢也 / 小沢栄太郎 / 桜木健一 / 尾藤イサオ / 地井武男 / 川谷拓三
あらすじ尼崎で起きたシャブ中女の殺害事件は、ヤクの売人同士の喧嘩からエスカレートし、やがて西日本最大の組織・坂本組と九州を支配下に治める玄竜会との全面戦争に発展しようとしていた。そして先ず血祭りに挙げられたのが玄竜会の岩木組長(多々良純)であった。突如、組長を失った跡目後継の野崎(菅原文太)は報復として坂本組へ刺客を放つ。だが、状況は変化し、関西と九州の戦争は手打ちが為されようとしていたのである。これに我慢ならない野崎は九州側の静止を聞き入れずに単独で行動を開始する。狙いは関西トップの坂本組長(小沢栄太郎)であるが・・・(深作文太)コンビの新シリーズ第三弾で最終作。(東映/91分) (sawa:38)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5筑豊魂を炸裂させる文太のキャラクターが魅力的。シリーズの中では、人間関係に複雑さがなく「実録」ぽくないのだが 、その分文太に比重がおかれていてドラマチック。 (worianne)[投票]
★4十三の路上や空港でのアクションの夢見るようなタッチが素晴らしく、ラストの荒んだイロニーも見事。鉛色の文太が際立っており、前半を引っ張る藤岡琢也桜木健一もいい。新三部作では随一の出来。 (寒山拾得)[投票(1)]
★4任侠映画から実録やくざ映画への変遷の最後を飾る作品。文字通り本作のラストの「現実的過ぎるリアル」が終止符を打った。事実、アノ若者を描いて以降、東映は「男」ではなく『極妻』で「女」しか描けなくなるようになる。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★3「燃えるヤクザ映画」としてのベクトルは正しいように思いますが、オーソドックスになったことでキャストの地味さが浮き上がってしまいました。結果「軽く燃える」映画に落ち着いちゃった。 [review] (Myurakz)[投票(2)]
★3新シリーズ3部作では最もまとまりがあるが、登場人物たちが義と侠の間で煩悶せざるを得ないあたりテイストが実録から任侠に逆戻りの感。材料出尽くしの果ての後退にしか見えないところが苦しいところだ。 (けにろん)[投票(2)]
★3アクションシーンにおける乱暴なカメラワークとそれに相反する滑らかな繋ぎ、或いは黄色いロマンポルノ的照明が印象的なホテルの部屋など、美点は少なからずあるが、どうにも一作目の縮小再生産にしか見えぬのが苦しい。 (赤い戦車)[投票]
★3皮肉が効いた物語なんだけど、最初に持っていたパワーは既に消えてる。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3ダイジェスト仕様の展開で、端折った部分が九州の親分衆の右往左往や、松原智恵子の文字通り身を削る献身ぶり、さらに血気に走る若気の跳ね返りなど、本来「仁義なき・・・」の肝となる部分なのだから、気の抜けた文太のアイドル映画に成り下がるのも無理はない。 (ぽんしゅう)[投票]
★3テーマ曲(津島利章)も復活、気合を入れ直した感はある。原点に立ち返ったような部分だけがいい。 (G31)[投票]
★3松原智恵子が明らかに浮いている。でもそれがいい (TOMIMORI)[投票]
★3成田三樹夫をもっと! (ストーン・コールド)[投票]
★2文太あにぃ以外の役者がでなくなったねぇ。 (billy-ze-kick)[投票]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点20人********************
2点2人**
1点0人
28人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
東映・実録ヤクザ路線とそのモデルたち (Myurakz)[投票(11)]仁義なき戦い〜アナーキー・キャスティング・センス〜 (けにろん)[投票(5)]
文太の「せ・な・か」! (worianne)[投票(2)]
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