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この首一万石 (1963/日)
監督 | 伊藤大輔 |
脚本 | 伊藤大輔 |
原作 | 伊藤大輔 |
撮影 | 吉田貞次 |
美術 | 桂長四郎 |
音楽 | 伊福部昭 |
衣装 | 三上剛 |
出演 | 大川橋蔵 / 江利チエミ / 大坂志郎 / 水原弘 / 堺駿二 / 平幹二朗 / 藤原釜足 / 原健策 / 東野英治郎 / 河野秋武 / 原田甲子郎 / 赤木春恵 / 香川良介 / 北村英三 / 吉田義夫 / 佐々木孝丸 / 汐路章 / 瀬川路三郎 |
あらすじ | 大名行列などの雇われ人足・権三大川橋蔵は、浪人の一人娘ちづ江利チエミと恋仲だが「娘が欲しければ武士になれ」と言われてしまう。権三は九州の一万石の小藩小此木家家臣一行の帰国の槍持ちに雇われ、東海道を下っていく。そして三島の宿で本陣に宿をとったが、その夕刻、四十九万石の大藩渡会家の将軍家お召しのための江戸へ上る大名行列とかち合ってしまう。渡会家は四十九万石の大大名が脇本陣に泊まる事はできぬ、と小此木家家臣たちに本陣をゆずれと言ってきた。これが面白くない小此木家一行は・・・・・伊藤大輔原作・脚本・監督で、武家社会の身勝手さを痛烈に批判した一本。 (シーチキン) | [投票(1)] |
いやあ、びっくりしたー! [review] (ぐるぐる) | [投票] | |
出だしは、大川橋蔵のしょうもない色恋モノかとたかをくくっていたが、三島宿の本陣をめぐるトラブルから、急に、武家社会を痛烈に批判する社会派時代劇に一転。俄然、おもしろくなった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] | |
冒頭の瓦屋根と青空に突き上げられる毛槍の仰角。いいなあ。伊福部昭の音楽もいい! [review] (ゑぎ) | [投票] | |
すれ違いの脚本が上手い。世の中全てそうだが、落し所が難しい。それを誤った人々の話。平幹演じる代官の処置−断じて事なかれ主義−が一番現実的だ。今でも近い話は見聞きする。世の中は昔からいつも変わらない。 (KEI) | [投票] | |
隠れた傑作。現代に置き換えると、会社の不祥事の責任をなすりつけられる契約社員という感じか。会社が突然「社員にしてやる」と言ってきたら要注意! (TOMIMORI) | [投票] | |
体制側の理屈にもてあそばれる名もなき民という、いかにも60年代的政治性を反映した社会派映画。斜陽の坂を転がり落ち始めたプログラムピクチャー群の中で、アイドルスター映画の意匠を借りながらも旺盛な反骨精神を発揮する伊藤大輔の意地に感服する。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ああなるほどと腑には落ちる巧みなホンだがアイディア先行のコントに近くそれ以上ではない。もうひとつの深刻さが不足しているのではなかろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
Ratings
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計 | 14人 | 平均 | (* = 1)
POV
壮烈!ハードアクション時代劇 (パピヨン) | [投票(4)] | 私が薦める時代劇 (シーチキン) | [投票(3)] |
大殺陣 東映ハードボイルド時代劇 (町田) | [投票] |
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