「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
由宇子の天秤(2020/日) |
ほゞ予備知識無く見たので、冒頭で描かれる、由宇子−瀧内公美の取材対象、女子高生と教師の自殺事件を、ストレートに描くプロット展開になるのだろうと思いこんだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
天秤に例えられた正義を行することへの葛藤が真実は表面の裏にあるとの作劇に振り回され後退してしまい、全篇手持ち劇伴なしで突っ走ってきた2時間半は何だったのかの感。反ドラマトゥルギーは作劇に雲散させられる。取材や経験に基づいた力作だけに惜しい。 (けにろん) | [投票(1)] |