★5 | アメリカ式に負けるな! (tomcot) | [投票] |
★3 | タチ流のコメディはこれによって完成しました。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | タチの作品はすべて「音」の映画でもあって、『ぼくの伯父さんの休暇』以降の作品ほどではないにしろ、本作でも卓越した音の演出が行われている。 [review] (3819695) | [投票] |
★5 | 脱線だらけの一日目で掛かる酔っ払ったようなワルツやポルカが、「アメリカ式」を標榜する二日目では一転して狂騒的な4ビートジャズに変わる。カラーは発色が悪く、ギャグは過去短編の焼き直しなんだが、折り目正しい全体構成と、最後の老婆の殺し文句、宴の後の寂寥と明日への期待に、見事泣かされた。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 後に無機的に先鋭化されていくタチ映画も起源は仏式ボードヴィル色濃いベタな風物詩であった。キートン的な資質がチャップリン的世界に投入される居心地悪さもあるが、それ以上にオッサンの芸の無さが不快でもある。さしては笑えぬ中庸な小品。 (けにろん) | [投票] |
★4 | VHSパートカラー版。モノクロの中に突如として色付きの三色旗が翻っているのだから驚いたものだ。他にも夜の家の窓を染め上げる黄色やメリーゴーランドの馬の装飾具が彩色されていたり、タチの色彩感覚が味わえる点でカラー版より愉しめたかもしれぬ。画面端の全く関係のない人物まで演出され、音に対する鋭敏さもずば抜けている。また、本作には後の『トラフィック』や『僕の伯父さん』に通じる要素が既に表れている。 (赤い戦車) | [投票] |