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のんき大将・脱線の巻 (1949/)

Jour de fête

[Comedy]
製作フレッド・オラン
監督ジャック・タチ
脚本ジャック・タチ / アンリ・マルケ / ルネ・ウェレル
撮影ジャック・メルカントン
音楽ジャン・イアトーブ
出演ジャック・タチ / ギイ・ドコンブル / メーヌ・ヴァレ / サンタ・レリ / ポール・フランクール
あらすじフランスの片田舎の村の夏祭の日。郵便配達夫フランソワ(ジャック・タチ)は村の慣習で配達先の家々でワインを勧められ酔っぱらってしまう。子供達は楽しき日々の笑いに興じ、若者達は恋に芽生えるなか、フランソワは覗き見した映画のアメリカの最新式郵便配達に感化されスピード最優先だと猛然と配達を繰り広げるのであったが…。ジャック・タチの監督処女作。 (けにろん)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5脱線だらけの一日目で掛かる酔っ払ったようなワルツやポルカが、「アメリカ式」を標榜する二日目では一転して狂騒的な4ビートジャズに変わる。カラーは発色が悪く、ギャグは過去短編の焼き直しなんだが、折り目正しい全体構成と、最後の老婆の殺し文句、宴の後の寂寥と明日への期待に、見事泣かされた。 (町田)[投票(1)]
★5アメリカ式に負けるな! (tomcot)[投票]
★4カラーの褪色がいい感じ。(06・6・17) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4VHSパートカラー版。モノクロの中に突如として色付きの三色旗が翻っているのだから驚いたものだ。他にも夜の家の窓を染め上げる黄色やメリーゴーランドの馬の装飾具が彩色されていたり、タチの色彩感覚が味わえる点でカラー版より愉しめたかもしれぬ。画面端の全く関係のない人物まで演出され、音に対する鋭敏さもずば抜けている。また、本作には後の『トラフィック』や『僕の伯父さん』に通じる要素が既に表れている。 (赤い戦車)[投票]
★4タチの作品はすべて「音」の映画でもあって、『ぼくの伯父さんの休暇』以降の作品ほどではないにしろ、本作でも卓越した音の演出が行われている。 [review] (3819695)[投票]
★3祭りの翌日あたりからちょっと失速するものの、全体のノスタルジックな風合いと古風なギャグが楽しめた。何より音楽が素晴らしい!タチ映画の音楽はすべて素晴らしいけど、これはナンバーワン!音楽の素晴らしさゆえオープニングで涙が出た。 (味噌漬の味)[投票]
★3タチ流のコメディはこれによって完成しました。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3ブリューゲルの絵のようだ。酔っ払ったり悪戯したり色目を使ったり「アメリカ式」で走り回ったり。祭日の三色旗の陽気に誰もが感染している。そして隅では婆ァが不気味な笑いを…。 ()[投票]
★3回転木馬を運ぶトラックを子供が追いかける冒頭から紛れも無いジャック・タチのリズム。山羊を連れたお婆さんの扱いもいい。ただし、祭りの翌日に繰り広げられる自転車による郵便配達のギャグは悉く『郵便配達の学校』(1947)の焼き直し。 (ゑぎ)[投票]
★3ジャック・タチの才能の片鱗が見え隠れするが、完成度としては今一つ。 (evergreen)[投票]
★3後に無機的に先鋭化されていくタチ映画も起源は仏式ボードヴィル色濃いベタな風物詩であった。キートン的な資質がチャップリン的世界に投入される居心地悪さもあるが、それ以上にオッサンの芸の無さが不快でもある。さしては笑えぬ中庸な小品。 (けにろん)[投票]
Ratings
5点2人**
4点6人******
3点13人*************
2点0人
1点0人
21人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
映画の中の自転車たち (立秋)[投票(4)]この監督の一番好きな作品 (tomcot)[投票(3)]
Links
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