★3 | どれほどリリー・フランキーやピエール瀧がよく演じたところで山田孝之の足元にも及ばない。それはよいのだが、このようにキャラクタの衝突をフィーチュアした作劇の場合、演技者間とキャラクタ間の力関係の齟齬が映画の輪郭をおぼろにしてしまう。が、それを好ましい余剰として積極的に楽しむ術もある。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★2 | 監督としては、一般市民の心に潜む「凶悪」な心をも描きたかったはずで、であるがゆえの山田孝之であり池脇千鶴でもあったのだと思うのだが、いかんせん今の力ではそんなところまで描けようもなく、消化不良に陥った思いのみが強く残る。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★3 | いかにして人は他人の死を望むようになるか、という死刑の是非まで視野にいれたテーマ性を持ちながら、いまひとつ心に響くものがない。ピエール瀧とリリー・フランキーの蛮行はめっぽう面白いのに、観客側に被虐待者としての恐怖心が起きないのが原因。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★1 | 話は面白い。主役たちも悪くない。これでもう少し、脇を固める役者を充実させて、撮影と脚本と監督あたりのスタッフ総入れ替えして一から全部撮り直したら、面白い映画になると思う。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |