★5 | 宮川一夫の撮影が凄まじい・・・・良い撮影だとやはり映画のランクが上がるという好例。雪が降ったり、橋を渡ったり。そんな普通の光景で心を表す描写を達成している。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★2 | 「性典」もののように、純情の仮装の下に図らずもあらわれてしまうエロスが若尾文子の本役だと思うのだが。ここまで自分の資質に気づいてそれを利用するような役は、努力は認めるが彼女には向かない。色っぽいし惜しいとは思うけれども。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | いいとこのお嬢様とは思えない、その目力とべらんめえ口調の若尾文子に、生まれながらの悪女を見た。刺青があろうとなかろうと、彼女の人生の結果にそう大差はあるまい。 [review] (青山実花) | [投票] |
★3 | またもや宮川カメラの凄さを思い知った。女体がもつ「艶」の質感・色彩の映像表現としては最高峰ではないだろうか。ただ、たとえ女郎蜘蛛が無かったとしても同じ行動したんじゃないの、この人たち、と思わせてしまうところが弱い。 (緑雨) | [投票(1)] |
★2 | 若尾文子の秘めたればこそのエロスが全開にされて茫漠としている。それこそ透き通るような白肌はそれはそれで見物なのだが、宮川カメラが存外に凡庸で耽美的とまでは思えない。刺青を彫られたが為に運命が狂うというなら序盤の貞淑度が不足なのだ。 (けにろん) | [投票] |