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座頭市関所破り(1964/日)ファンのコメント

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座頭市喧嘩旅(1963/日)************

★3クロサワの『用心棒』をカツシン流に料理。タランティーノが本作のファンというのも頷ける。 まだあどけなさが残る藤村志保がカワユイ。彼女と市のままごと的なやり取りが微笑ましい。 (AONI)[投票]
★4安田公義稲垣浩の愛弟子というだけあって実に骨のある演出をする。女にだって怒る時は本気で怒るのだ。稲穂輝く前半部と、無人の宿場町を舞台とした後半部に統一された色彩感・季節感があって吉。藤村志保藤原礼子は共に好演で大映女優帝国の層の厚さを実感させてくれる。 (町田)[投票(1)]
★3前作までの「やるせなさ」は消え、正義の市と完全なる悪との単純化された構図に変化した。つまり重厚なるドラマから痛快活劇へとシリーズの歩む道筋を決定した作品である。現在からするとこの決定が正しかったのかどうか・・・複雑である。 (sawa:38)[投票]
★3音楽がなんか耳慣れてるな。と思ったら、伊福部明だったか。分かるな。この人の音楽は。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4かたぎの大店の娘さん(藤村志保)とのやりとりでは、どこか自嘲気味でひいてしまう市さんが哀れを誘う。白目をむくシーンや蝋燭ぎりのパフォーマンスなどお約束事もきまってきた感じ。殺陣はすごくたっぷりと見せてくれる。琵琶を使った音楽も寂寥感をあおる。 (ジェリー)[投票(1)]
★3前作「兇状旅」で完全に個として集団(世間)と対峙した市は、その必然として対立する二つのヤクザ集団からは距離を置き、利用し、利用される道具(物)と自ら化す。無垢な娘藤村志保もまた暴徒の中にあっては非力な個だ。世間を間に対極に位置する者同士の引力。 (ぽんしゅう)[投票]