★5 | ナンセンスなギャグの応酬に腹を抱えて笑いつつも、ウィル・ロジャースが見せるさり気ない人情に心からの涙を禁じ得ない傑作。何より70数年前に作られたこの作品を、現代においても何のためらいもなく傑作だと言えるこの嬉しさ。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | ニュー・モーゼことバートン・チャーチルのいかがわしさ。ステッピン・フェチットの登場の仕方の意外性。グラント将軍をリー将軍にしてしまうという蝋人形の扱いのいいかげんさ。大いに笑いつつも、私はウィル・ロジャースがアン・シャーリーに服を渡すシーンで泣けてしょうがない。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 甥っ子の彼女と嬉し恥ずかしな同船生活は亡妻の服を着せての漫ろ歩きでピークアウトする。それ以上やるとフォードじゃない蟠りを打ち消す男騒ぎもない。川を行く蒸気船のロマンティシズムは実景乖離なスクリーンプロセスで蔑ろ。蝋人形の末路は笑えたが。 (けにろん) | [投票] |
★5 | 『アフリカの女王』や『地獄の黙示録』でも楽しめる、音もなく河を遡る船の興奮は、きっとここに原点がある。『木靴の樹』の干し草投げの興奮も、この映画の燃料投げに原点がある。なんて勝手に映画的記憶を刺激してくれる。映画とは動きだ、とあらためて確信させてくれる傑作。 [review] (動物園のクマ) | [投票(3)] |
★5 | こんなにお腹の底から笑える映画はちょっと無い。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 西部劇ではなく、南部劇。ちょっと他の映画じゃ見られない風変わりな人物ばかりで、赤塚不二夫の漫画を想起させるほど。アン・シャーリー 。このサイレント映画風の透明感ある女優はめっけもの。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★4 | フォードの中でも、「タバコ・ロード」に次ぐドタバタ度。だいたい蒸気船でレースしちゃおうって発想がスゴイ!むちゃくちゃ楽しめました。 (くたー) | [投票] |
★4 | 「(禁酒を)右手を上げて誓うのだ〜」と言われて上げた手には酒瓶が・・・という初っ端のギャグの描写からして冴えている。後半の暴走ぶりには唖然とする。J・フォード監督のギャグ感覚は真性。 [review] (ジョー・チップ) | [投票(2)] |