「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
革命児サパタ(1952/米) |
ジョー・マクドナルドは流石に堅実な仕事ぶりだが、ハッとする画面があったとは思えない。カザンらしい臭さもあまりないがラスト近くのすがりつくジーン・ピータースは臭い。ジョセフ・ワイズマンが米人の側近を演じており、これはいい。私にはアンソニー・クイン以上の存在感だと思える。 (ゑぎ) | [投票] | |
シークエンスが変わるたびに猛スピードで話しが転がっていくのだが、演出が細部まで丁寧なので各逸話が心に残る。状況の変転に身をまかせながらもその勢いにとまどい、降って湧いたような権力に顔をしかめるサパタ(マーロン・ブランド)の純朴がイモ臭くてよい。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ブランドの陰な鬱屈とカザンのクソ真面目が相乗して見てるのしんどい。革命のポリティカルな趨勢を描かずに徒な人間描写に拘泥するばかりで史観ロマンティシズムは浮かびようもなく、コンプレックスに悩む様は箱庭の茶番めいてる。縦構も強弱を欠く。 (けにろん) | [投票] | |
マーロン・ブランドが気合入ってました、珍しく。 (kenichi) | [投票] |