「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
12日の殺人(2022/仏=ベルギー) |
猫の映画。冒頭は、犬が走るが。猫は、路上、被害者の写真の中、容疑者の1人であるDV男の彼女の部屋、そして墓地で映る。被害者が猫好きなのは確かだが、DV男も多分猫好きなのだろう(これの真偽も分からないが)。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
容疑者の男たちの泥沼に男だけで組織された捜査班が沈んでいく。沼からは男のどうしようもない傲慢さと暴力性が泡のように湧き出して「男たち」を覆いつくす。救いは新たな判事(アヌーク・グランベール)と捜査官(ムーナ・スアレム)。それは女神の降臨か。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ミステリーというより人間ドラマ。たまたま職業が刑事だっただけ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
展開の手練手管を弄したモル前作と対称的に何も起こらない。容疑者は浮かぶが片っ端からアリバイに消されていく。刑事は自転車競技場の周回に沈降していき内省の日々は『田舎司祭の日記』。だが新たに加わる女たちにより捜査の活路は開けるかもしれない。 (けにろん) | [投票] |