★5 | この映画のイヤラシサみたいなところも、勝手に引き受ける。それでもそれでも、あのラストシーンは全力で守る。 [review] (ALPACA) | [投票(6)] |
★4 | 若干それまでの自己模写のような部分もあるが疑いもなく傑作。淀川さんが言ったように、ラストは「海」で終わらせておけば完璧だった。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 多くを語らないことで,より多くを描いている作品。風景も音楽も,そして絵も美しく切ない。 (ワトニイ) | [投票] |
★4 | 多くの画面が物語を進める上で何ら機能しない、ということは、一見決定的な欠陥。 [review] (ゑぎ) | [投票(6)] |
★1 | 『ソナチネ』な厭世刑事の『あの夏』な無言劇…だが哀しいまでに上滑り。丸眼鏡からはみ出たたけしの顔はおだて上げられ自己愛で腐臭を放っているかのようだ。伊丹が『マルサ』で周防が『ダンス』で陥った自己模倣の陥穽に似て性質は更に悪い。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | ミニマムな表現に漲る厳しさと、それを絶妙に崩しに来る絵画の挿入。その簡潔さゆえに際立つ細部。波の打ち寄せ方や、画面を横切る猫の動きなど、フィルムに刻まれた全てが北野を祝福しているかのようだ。哀しみに充ちたプロットと、幸福な画面。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★2 | 世間の北野武に対するイメージを限りなく拡大再生産したような映画と感じた。 (マッツァ) | [投票(1)] |