★4 | 気を引き締めて見てほしい怖い映画。我々の心の底をのぞかれたよう。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ニュース映像を多用したメッセージ性の「うざったさ」や桂木洋子と田浦正巳が導く作り過ぎの悲劇性を非難したくなる。しかし木下恵介の渾身の気合が感じられる力のある映画だ。特に無音の回想シーンには息を呑む。木下は時折このような映画の呼吸を現出させるから侮れない。高橋貞二と高杉早苗もヒリヒリした雰囲気を良く出している。 (ゑぎ) | [投票] |
★2 | あたかも昭和28年という時代を鳥瞰するかのような立ち位置で映画を作りながら、描かれているのはどの時代にも起こりうる世代間ギャップでしかなく、そのアプローチがあまりにも大仰な分、かえって悲劇は時代性と意義を失い、といって普遍と呼ぶには底が浅い。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 本当に辛気臭くて救いようが無い位に暗い話だし、ニュース映像の挿入とかちょっとあざとい感じだが、そのニュース映像の使い方とか、過去と現在を交錯させてエピソードを丁寧に積み重ねていく演出とか、やっぱり上手くて実に壮絶な作品。['07.11.10ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (直人) | [投票] |
★4 | 木下恵介にしてはえらい重い作品です。望月優子が素晴らしかった。 (kenichi) | [投票] |
★5 | 元祖松竹ヌーヴェルヴァーグ。ざらついた撮影、ワンシーン・ワンカットの連発、唐突な回想、音声のカットなど、実に斬新。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |