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★5 | ライフ・イズ・ビューティフル(1997/伊) | 3.11直後、友人がこんな時代に娘を生まれさせてしまって申し訳ない、と言った。私はすぐにそれを否定した。どんな時代に生まれようが、幸せであるか否かとは関係ない。どんな世の中であれ、共に幸せに生きればいいのだ、と。それを言わせたのはもちろんこの映画だった。ベニーニは永遠の憧れだ。私に子はないが | 週一本 | [投票(1)] |
★5 | プラトーン(1986/米=英) | 果てしない現場の記録。 [review] | 週一本 | [投票(1)] |
★5 | レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | ずっと、信仰の限界を突き詰めて来たシャマランがそれを突破した到達点。あるいはその為の思考実験。と思える。絶対的な上位構造ではなく、登場人物が自分で対象を生み出して行く過程。自分の人生の台本を外部に求めるのではなく、自分で生み出す。それが生きると云う事 | 3819695 | [投票(1)] |
★5 | ラスト・ワルツ(1978/米) | ここに映ってるのは、すでに失われた純粋さなんですよ。だから泣ける。実際にはロバートソンの商売気に他のメンバーは白けていたりとか、色々聞きますが。でも、音楽のなにが素晴らしいって、どんなクソやろうが演奏しようが、音楽が持ってるイノセンス、創出する聖なる瞬間は失われないところです。それが、全て過去形でくくられているのがミソです。 | 3819695, DSCH | [投票(2)] |
★3 | もののけ姫(1997/日) | 宮崎駿がコミックス版の風の谷のナウシカで、血みどろになって、身内も犠牲にする勢いでたどり着いた深淵を、遊歩道と標識、「ゴミを捨てるな」の立て看板で観光地化したような感じ。この後、壮大なジブリランドが建設される | けにろん | [投票(1)] |
★4 | スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米) | のっけからヴァーホーベン節炸裂。悪意のエンターテイメント。熱狂的に好きかと言われると、そうでもない [review] | けにろん | [投票(1)] |
★5 | ロッキー(1976/米) | ロッキーは一人で見て泣く映画だ。ロッキーとエイドリアンが12ラウンド終了後の喧噪をよそに愛の言葉を交わすのを観客はこっそり目撃する。同じように観客も自分の闘いを思う。果たして命を賭けるべき愛はあるだろうか?その個人的空間にこの映画の真実があるし、映画の真実があるように思う。 | けにろん, DSCH | [投票(2)] |
★5 | ザ・コミットメンツ(1991/アイルランド) | ここではないどこかに行かなくてはならない。自分がこれから生み出すであろうその夢を担保に今をドライブする。しかし、その夢を生み出す元もまた夢=幻想であると。ならば夢は死ぬのか?夢を見た俺は死ぬのか?永遠に問われ続けるべき若人の神話。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★5 | モンスター(2003/米=独) | 公判の最後にセルビーを見るリーの視線。自分を司法取引で売った相手を許し、死刑になる自分の人生を受け入れる。そして、相手がこれから強く生きる事を願う。まだ通じる心がある強く信じて何度も頷く。そこに至って、彼女は人が人に求めるのは見返りだけ、というこの映画が繰り返し描写してきた人間の真実からはみ出し、人ならざるモノになったと。タイトル通り。そして、Don't Stop Believing。涙w | ぽんしゅう | [投票(1)] |