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タモリさんのコメント: 点数順

★5野獣死すべし(1980/日)映画は総合芸術のはずだが、この作品に関しては松田優作一人で映画が成立している。進めば進むほど目を凝らして観入ってしまう。[投票]
★5大冒険(1965/日)60年代の日本の風景がたくさん見られるだけで非常に貴重な作品。そして、“打倒007シリーズ”とも言うべきスピード感溢れる展開。しかもギャグや歌もあるから大満足できる。[投票]
★5花咲ける騎士道(1952/仏=伊)明朗闊達な物語で、なおかつ騎士モノのアクションとしてのスピード感にも溢れている。人物描写も分かりやすいし、中でもジェラール・フィリップの子どもっぽい笑顔が印象に残る。[投票]
★5ハムレット(1996/英=米)これはもう、一昔前の邦画界にあった「新春オールスター総出演による忠臣蔵」にも匹敵する豪華さだ。しかも原作が元々しっかりしているから飽きずに観られる。 [投票]
★5エル・ドラド(1966/米)この主人公の男二人に言うことは無い。「西部に生きる人はこうだったのか」と思わせる説得力と雰囲気に溢れている。[投票]
★5ハタリ!(1962/米)こうした作品ってあまり例が無いですよね?人間関係や暮らしぶり、非常に心地よく出来ています。でもJ・ウェインはJ・ウェインです。[投票]
★5大いなる西部(1958/米)タイトルに作品が負けていないスケールの大きさ。オープニングの力強い駅馬車の走りは、フォードにもホークスにも無い「西部」の表現として輝いている。[投票]
★5ヒート(1995/米)自分の中の法に従って生きるデ・ニーロと、国家が作った法に従って生きるパチーノの共演にはしびれた。アクションがもっとあると良かったが、パチーノに異常なまでの「男の色気」を感じてしまった。[投票]
★5スパイダーマン(2002/米)内気な主人公と派手(男性関係も)なヒロインの対比と、分かりやすい敵とストーリー。そしてグリーン・ゴブリンの、日本の特撮ヒーロー物に既に出ていそうな造形。1列目のど真ん中で観たせいかアクションは爽快感があった。とにかく深く考えず観た方が楽しめる。[投票]
★5エグゼクティブ デシジョン(1996/米)[ネタバレ?(Y3:N2)] あっけない最後を迎えるセガールも良いかと思ったが、ラッセルと出続けていて欲しかったのが正直なところ。それを忘れさせてくれる位にサスペンスが持続していて素晴らしい。[投票]
★5イヴの総て(1950/米)怖い、怖い、怖い!女は怖い!そして毒のあるラストも怖い![投票]
★5シンプル・プラン(1998/米)一面銀世界の静けさが、他からの侵入を許さない閉鎖性としてよく出ている。そして女の恐ろしさ…現ナマの前で、人はこんな風になってしまうのか?多分私もこうなると思うと更に怖い。[投票]
★5第七天国(1927/米)言葉はいらない…あまりに純粋、あまりに素直、そして、あまりに美しい涙が流せます。[投票]
★5十二人の怒れる男(1957/米)その全てが計算され尽くしていて、観終わってお腹がいっぱいにはなるけど感動は薄い。落ち着いて観てみると、ラストは親子の情に訴えているのね。[投票]
★5ウエスタン(1969/米=伊)マカロニウエスタンが本家のアメリカ西部劇とがっぷり四つで組み合っている。アメリカ西部劇には無い自由な発想のキャスティング(決して奇を衒っていない)と、長い長いワンシーンに時の流れを刻む音楽。それら全てがはまっている。[投票]
★5荒野の決闘(1946/米)「西部劇はホコリっぽい」、でもこの作品のホコリは美しい。これがフォード作品を「詩」とする所以です。[投票]
★5トゥルーマン・ショー(1998/米)実は私も放送されているのですか?頼むから誰か真実を教えてください。[投票]
★5プライベート・ライアン(1998/米)人生を舞台とするなら誰もが主役であり、出会う人間達は「登場人物AやB」としてくくられる。それが戦争という絶対に起こしてはならない舞台で、全く歴史に名を残さなくとも、一人ひとりが主役であることは変わらないと感じた。[投票]
★5ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英)どうしてもタランティーノの影響が見え隠れしてしまうが、たとえ資金が無くとも脚本がしっかりしていればあっと驚く作品が出来ることを照明してくれた希有な作品。映像センスやキャラ造形、どれを取っても大好き![投票]
★5ファイト・クラブ(1999/米)20世紀という時代を“物質主義”という面から総括し、それに飲み込まれた男の妄想世界を、ブラピの色気とノートンの不健康さで描ききった、世紀末にふさわしい一作。[投票]