緑雨さんのコメント: 点数順
サマーウォーズ(2009/日) | 仮想空間にしても田舎の旧家の大家族にしても、設定は悪くないが、人間に魂が入っていない。上っ面だけのハリボテにしか感じられない。 [review] | [投票(3)] | |
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米) | あまり好きになれない。最初の食卓でのシーンからクライマックスのダンスまで、すべてが作りすぎ、狙いすぎに思えてしまう。キャラクタも分かりやすすぎる。BGMのセンスと黄色いミニバスの押し乗りはいいと思うけど。 [review] | [投票(3)] | |
ホテル・ルワンダ(2004/伊=英=南アフリカ) | このような悲惨な現実を映画によって世界に知らしめることの意義はもちろん了解するが、作品としては首をかしげる出来。 [review] | [投票(3)] | |
エイリアン3(1992/米) | 「エイリアン」シリーズのコンテクスト云々以前に、単純に一本の映画としてつまらない。脚本がお粗末としか言いようがない。 [review] | [投票(3)] | |
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2001/日) | サトラレの苦悩をホントに描いているとは思えないので、最後まで観ても「良かったなあ」という気持ちにならない。 [review] | [投票(3)] | |
たかが世界の終わり(2016/カナダ=仏) | ヴァンサン・カッセルの見事なキレ芸による不協和音を楽しむだけの心の余裕を持たず観てしまったのがよくなかったのかもしれないが、この映画もまた私的な世界を普遍に昇華できていないと感じる。駄作とは思わんが、端的に言ってつまらんのだ。 [review] | [投票(2)] | |
オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013/米) | 動くのも辛そうなレッドフォード迫真のひとり老人サバイバルは憐れみを誘うことハンパないのだが、演出が単調で凡庸な上、中盤以降行動の意図が所作から解りづらいところも少なくなく、さすがに飽きてくる。 [review] | [投票(2)] | |
モテキ(2011/日) | 怒涛のオープニングから長澤まさみの爆発的破壊力、Perfume登場までの30分は、表現の多様さと疾走感で抜群に楽しいのだが、そこで打ち止め。残りは月9の劣化版みたいで、終演がただただ恋しかった。 [review] | [投票(2)] | |
未来世紀ブラジル(1985/英=米) | 制作から四半世紀も経てば、世界観が陳腐化するのは仕方ないと思うが、それを差し引いても退屈。これでも分かりやすすぎるし、理屈っぽすぎる。もっと突き抜けてほしい。 [review] | [投票(2)] | |
ガタカ(1997/米) | この映画のジュード・ロウはとても魅力的だ。比較してイーサン・ホークの印象が薄いのは、もちろん彼の演技が云々ということではなく、その不幸な境遇を強烈に印象付ける演出、というかエピソードが不足しているのだと思う。 [review] | [投票(2)] | |
コッポラの胡蝶の夢(2007/米=独=伊=仏=ルーマニア) | 端的に云ってつまらない。不条理性を志向しながら理屈っぽさを捨てきれない中途半端さ。言語学云々というおよそ映画というメディアには不向きな素材を採りあげながら、全然成功しているように感じられない。 [review] | [投票(2)] | |
エグザイル 絆(2006/香港) | オープニングシーンに痺れた。ドア越しのカット。対峙する4人の脇をすり抜ける運搬車(下り坂なのがいい!)。距離感と時間、両面での「間合い」が堪らん。レオーネの映画みたいだ。 [review] | [投票(2)] | |
日本沈没(2006/日) | 良くも悪くもエキセントリックな風味のあった'73年版に比べると、映画の話法を忠実に採り入れようとしている志向は伝わってくる。 [review] | [投票(2)] | |
ゴーストバスターズ(1984/米) | マシュマロマンの突拍子のなさは素晴らしいし、エイクロイドやモラニスの絡みでとても面白いシーンもあるんだが、大部分の時間は退屈。もっと魅力的なダイアログを散りばめてほしいところ。 | [投票(2)] | |
ローレライ(2005/日) | 大衆映画なので、考証が酷いのだとか演出が悉くベタなのだとかには目をつぶりゃいいと思うけど。それを置いといても、映画として褒めるところが一つもない。 [review] | [投票(2)] | |
イノセンス(2004/日) | 能書きの洪水。まともに受け止めてると睡魔に襲われる。かと言って耳をふさいで絵だけ見てれば楽しめるかというと・・・緻密さには感嘆させられるものの、前作に比べても斬新さを感じられず、決定的にワクワクしない。 | [投票(2)] | |
刑事ジョン・ブック 目撃者(1985/米) | アーミッシュが描きたかったのなら、刑事モノの看板を掲げる必要はなかった。しょぼいクライム・サスペンスと、ハンパな「禁断の愛」が、まったくもって溶け合ってない。 | [投票(2)] | |
ズーランダー(2001/独=米=豪) | キャラクター頼みの笑いはつらい。「オレって面白いでしょ?」光線を出しまくっているから、なおのこと寒い。最後まで観るのが苦行だった。 | [投票(2)] | |
バッドボーイズ(1995/米) | コンビ芸に見どころがあるわけでもなく、アクションがすごいわけでもなく。きわめて普通。この類の映画で普通ってのはダメってことだ。 | [投票(2)] | |
ゲーム(1997/米) | 何がダメって、最初っから「ゲーム」だって言っちゃってることだと思う。 [review] | [投票(2)] |