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たかが世界の終わり (2016/カナダ)

It's Only the End of the World
Juste La Fin Du Monde

[Drama]
製作総指揮パトリック・ロワ
製作ナンシー・グラン / グザヴィエ・ドラン / シルヴァン・コルベイユ / ナタナエル・カルミッツ / エリーシャ・カルミッツ / ミヒェル・メルクト
監督グザヴィエ・ドラン
脚本グザヴィエ・ドラン
原作ジャン・リュック・ラガルス
撮影アンドレ・トュルパン
美術コロンブ・ラビ
音楽ガブリエル・ヤレド
出演ギャスパー・ウリエル / レア・セイドゥー / マリオン・コティヤール / ヴァンサン・カッセル / ナタリー・バイ
あらすじ故郷を離れて以来一度も戻っていない実家に、劇作家として成功した34歳のルイ(ギャスパー・ウリエル)が帰ってきた。自身の死期が近いことを告げるための12年ぶりの帰省だった。迎えた家族たちはどこか態度がぎこちない。初老の母(ナタリー・バイ)は不釣合いな厚化粧と派手な衣装ではしゃぎ、ルイと過ごした記憶が少ない妹(レア・セドゥ)は兄への敬愛を上手く伝えられない。初対面の兄嫁(マリオン・コティヤール)は、そんな空気を察して拙い言葉でとりなすのだった。しかし、兄(ヴァンサン・カッセル)は、ルイがもたらす気まずい空気に苛立ち、みんなに激しく当たり散らすのだった。カンヌ国際映画祭グランプ受賞(99分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5お前、平成生まれじゃん!でおなじみ天才ドランの『家族の肖像』。徹底して本音を言わない映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4剃刀の感情を剥き出しにする家族に放蕩息子は為す術もない。己の告げねばならぬ煉獄は行き場を失い瀕死の思いで母の請願に従う。アップ使いの連鎖が閉塞を加速するなか現代のイエスの救われぬ帰郷は死によってしか精算されない。希望の欠片もない深淵の吐露。 (けにろん)[投票(2)]
★4この映画は主人公が最後までセリフらしいセリフを発せず、それでいて主役。しかもオールクローズアップ。胸の心臓の音がしっかり聞こえそうだった。いまだたって衝撃の映画です。 [review] (セント)[投票]
★3わずかな変化も見逃すまいと、表情に近接したショットを畳み掛け、緊張が沸点に達する寸前に、突如、堰を切ったように吹き出す歌曲が、軽快なのに息苦しくも哀切で、交わらぬ者たちに代わって感情を吐き出しながら、動かぬ物語を「終わり」に向けて動かしていく。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3「たかが世界の終わり」そして下の句は…、☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3これはポルノに近いのではないか。対峙する人間の激情に応じて膨張と収縮を繰り返す、内燃機関のようなギャスパー・ウリエルの顎の接写ばかりに力が入り、人々の確執の内容はあまり問われず、対話はポルノやミュージック・ビデオの日常芝居に類似してしまう。 (disjunctive)[投票(1)]
★2ヴァンサン・カッセルの見事なキレ芸による不協和音を楽しむだけの心の余裕を持たず観てしまったのがよくなかったのかもしれないが、この映画もまた私的な世界を普遍に昇華できていないと感じる。駄作とは思わんが、端的に言ってつまらんのだ。 [review] (緑雨)[投票(2)]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点7人*******
2点2人**
1点0人
14人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

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