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ペンクロフさんのコメント: 点数順

★4悪魔のような女(1955/仏)オレが中学生の頃、老美術教師が授業を1時間潰してこの映画のストーリーを詳細に語って聞かせてくれたのだ。あんたはマルセ太郎か。 [review][投票]
★4コレクティブ 国家の嘘(2019/ルーマニア=ルクセンブルク=独)「芯まで腐ってる なぜここまで堕落した?」 「もう人間じゃないのよ 金のことしか頭にない」 [review][投票]
★4怪談佐賀屋敷(1953/日)入江たか子の化け猫第一作だが、戦前からの蓄積で化け猫映画のスタンダード(お約束)がすでに完成している。ワンカットで化け猫へ豹変する特撮は驚異的だ。 [review][投票]
★4くじらびと(2021/日)「自然とともに生きる」などと言っては生ぬるい。漁師とは「異界において強さを発揮できる超人」なのだ。 [review][投票]
★4人情紙風船(1937/日)若い頃に観てその暗さが気に入らなかった映画だが、おっさんになって観るとしみる。どこをとっても映画だなと思う。ヤクザのシマで平気で盆を敷く、新三という町人の無頼がいい。[投票]
★4直撃!地獄拳(1974/日)勿論死ぬほど面白い映画なんだけど、ぼかーこういう「何して食ってんだか全然わからない男たち」が大好きで、憧れるんですよね。無駄に強くて「腹減らし」のマネばかりしてる。いいな。[投票]
★4ハイランダー 悪魔の戦士(1986/米)初見は日曜洋画劇場での初回放送だったと思う。翌日高校の教室は「オイゆうべハイランダー観たか」と騒然。ガキンチョの心に火をつける映画。 [review][投票]
★4アンダードッグ 後編(2020/日)湿り気100%の負け犬映画ゆえ、森山未來が再び立つためのセットアップは入念すぎるほど入念で、堕ちるとこまでとことん堕とす。デリヘル店長はカチコミに行くし、新海先生の娘さんまで動員される。 [review][投票]
★4歓びの毒牙(1969/伊)処女作から「殺人者の視点カメラ」を使ってることに驚く。アルジェントはいつも人殺しの側に立つ。人を殺す代わりに仕方なく映画を作ってる。我々は劇中の殺人者と監督のアルジェント、両者の「人を殺してえんだよおお」という欲望をダブルでぶつけられる。[投票]
★4綴方教室(1938/日)同級生のジャガイモ的女児の皆さんの中、スラリと立つ若竹のような高峰秀子。その目に宿るは知性の輝き。モノが違う。先生の気持ちがよく判る。[投票]
★4ニア・ダーク 月夜の出来事(1987/米)30年ぶりに観直しても吸血鬼、太陽光、人体発火などの描写がキレッキレで美しく、どう考えてもメチャクチャ才能ある監督の作品。売れない役者たちがド田舎を行ったり来たりしてるだけなのに。[投票]
★4モダン・タイムス(1936/米)労働者が流れ作業やらされて気が狂ってるのに、社長はよおー、ヒマそうにジグソーパズルやってんだよおー。この場面は特にギャグでもないしサラッとやってるけど、資本主義の正体を暴いており鮮やかだ。この社長みたいな連中が赤狩りやってたんだよ。 [review][投票]
★4Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進(2020/日)おもしろいおもしろい [review][投票]
★4スーパーティーチャー 熱血格闘(2018/香港=中国)ドニーさんがなんでも拳で解決できるスーパーティーチャー「ではない」ことが、この映画に極太の「筋金」を通していると感じる。この円熟、真心、完成度。昔は悪党を容赦なくブチ殺してたドニーさんがなあ。 [review][投票]
★4Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019/日)元気のGだ [review][投票]
★4ドゥ・ザ・ライト・シング(1989/米)初見時はこの監督若いのにすげー達観してるなと驚いたものだが、数十年後に観るとやはり苦悩してたんだと思う。バギン・アウトに「そのアタマを刈った床屋をボイコットしな」はいい台詞。[投票]
★4陸軍残虐物語(1963/日)晩年の底抜け大作のイメージが強い佐藤純彌のデビュー作は、『フルメタル・ジャケット』にも劣らぬ立派な映画だった。昔は冴えてたんだなあ。下手なズームの多用だけが気に入らなかった。[投票]
★4トイ・ソルジャー(1991/米)ショーン・アスティンが軍の制止を振りきって学校に「戻る」一連の場面の素晴らしさは忘れがたい。エモーションとアクションが見事に一致しており、行動で人間を描くことに成功した好例と思う。[投票]
★4ぼんとリンちゃん(2014/日)わたくしの如きおっさんにとっては遠い記憶となった煩悶が、若者にとっては現在自分を取り囲む世界そのものであること。年代とともに若者は入れ替わり続け、しかしいつの世にも若者は煩悶していること。 [review][投票]
★4LIVE FOR TODAY -天龍源一郎-(2017/日)天龍です。何も言うことはありません。[投票]