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ペンクロフさんのコメント: 点数順

★3ブルークリスマス(1978/日)「怪奇大作戦」の神回「青い血の女」のモチーフに、「ウルトラセブン」に時折匂うペシミズム。細かいカットを積み重ねる演出は眼福。 [review][投票(3)]
★3デッド・ドント・ダイ(2019/米)毎度ジャームッシュ映画に感じるのは、お前よーボソッと気の利いたこと言うツッコミなんか偉くもカッコよくもねえからな! という苛立ちだ。世界の創造はボケが成している。小ネタは楽しくても、ゾンビ出す資格ねえんだよな(ゾンビ出す資格って何だ)。[投票(3)]
★3マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)ギターが画面いっぱいにビヨーンのカット、バカにしてんのか。万死に値する。[投票(3)]
★3私の少女(2014/韓国)わたくしとてロリコンの端くれ [review][投票(3)]
★3へレディタリー 継承(2018/米)前半は不可解な作劇や不穏演出が凄まじく、イヤーンこれメッチャ怖いやーんと思っていたが、クライマックスはギャグ満載のコメディ映画のよう。「視点」がいかに恐怖という感情を形作っていくかという勉強になる。 [review][投票(3)]
★3新感染 ファイナル・エクスプレス(2016/韓国)ゾンビ騒ぎが国難レベルの大災害なので驚くが、それならなぜオレはひとつの特急列車の行く末だけを見せられてるんだろうという気分を拭えない。[投票(3)]
★3スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)楽しい映画ながらどんくさい部分も多く、眼高手低の誹りは免れまい。好きな場面も少なからずあるんだけどな。 [review][投票(3)]
★3キングコング:髑髏島の巨神(2017/米)怪獣満漢全席で愉快。ただジャンルを受け継ぐ覚悟はあっても、新しい何かを創りだす気概はないとお見受けする。水牛はとてもすばらしい。[投票(3)]
★3ジュラシック・ワールド(2015/米)「旧パークの恐竜は本物の恐竜だったが…」という台詞があって唖然とさせられる。 [review][投票(3)]
★3スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015/米)貧困スカベンジャー少女が名もなき脱北少年兵と出会い、花開く自らの可能性に打ち震えながらティターンズ気分のネトウヨとの闘いに身を投じる。現在進行形のお話として見応えがあり悪くない、新しくはなくとも。[投票(3)]
★3カリフォルニア・ドールス(1981/米)愛すべき牧歌的な小品ながら、小さくない不満もあるのだ。 [review][投票(3)]
★3あの夏、いちばん静かな海。(1991/日)確かに音楽はうるさいのだが、それは画に託した意味が弱いせいでもある。若者たちを優しく撮って素晴らしい前半と、終わらせ方に困った後半の差が激しい。だって北野武はサーフィン大会とか絶対興味ないだろ。[投票(3)]
★3八甲田山(1977/日)兵隊がバタバタ死んでゆく映画の何が面白いのかと初見時に思った。2021年に再び観て思う、これは「日本人」をド真ん中で捉えた映画だったのだ。やはり何が面白いのかとは思うけど。 [review][投票(3)]
★3復讐するは我にあり(1979/日)骨太な力作なれど、今平の「オレは人間というものの本質を知っている。お前は人間を判ってない」という態度は本当に嫌いだ。たとえ、その通りだとしてもだ。 [review][投票(3)]
★3家族(1970/日)庶民説教映画に見る1970年のリアルガチな日本の姿 [review][投票(3)]
★3遠雷(1981/日)1981年の北関東、田舎と都会の隙間の原風景。ロードサイドにパチ屋サラ金エロ本屋、山田うどんが立ち並ぶ現代へと繋がる。 [review][投票(3)]
★3ハート・ロッカー(2008/米)「大人になると、大好きなものは少なくなるんだ」 [review][投票(3)]
★3マイレージ、マイライフ(2009/米)人生は人それぞれ、答えはあなたの心の中に、なんてクソボールをわざわざ映画にせんでもなーとの思いを拭えず。映画たるもの、リスク背負って言いきってほしいんだよな。煙に巻くにしても、個々の人生の豊かさをもう少し見せてほしかった。[投票(3)]
★396時間(2008/仏)脇目もふらず娘の行方を猛追する主人公とカメラが爽快。現れては消えてゆく脇役たちの顔がいい。アルバニア人のアジトの入り口にいたハゲデブなんかいかにも意味ありげでいい(結果秒殺)。[投票(3)]
★3プラダを着た悪魔(2006/米)ありもせぬ価値を作りあげる虚業の面白さとくだらなさの両面を描いたうえで「生きかたの決定に自覚と責任を持て」とする脚本はたいへん倫理的で頷くところ大なのだが、特別面白いわけでもない。アン・ハサウェイを見るのは楽しい。[投票(3)]