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[コメント] 春のソナタ(1990/仏)
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★4ロメールの「四季の物語」第一作。主人公はジャンヌ。冒頭は自動車(プジョー)で移動する場面だ。最初に入ったアパートの部屋は乱雑。衣類を片付け始めるが止める。自分の必要な物だけ鞄に。また車で移動し、次に入った部屋には、見知らぬ男がいて驚く。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5この作品を見ることは、言葉の美しい群舞を見ること。言葉たちが衝突や受容や譲歩や承認や拒否を繰り返しながら、人間関係にまつわる我々の貧しい想像力を軽々と重力圏の外まで連れて行ってくれる。脚本や演出の骨の太さには心底しびれる。 (ジェリー)[投票(2)]
★4人生に於いて意図的に駆け引きを弄さなければ偶然は転がり込んでは来ない。そして、要件さえ整えば男と女はいとも簡単に恋に落ちるし簡単にそれは終わる。微妙なニュアンスをきめ細かく描いて闊達だが、それでもやはり最後は何かの結論を呈示して欲しかった。 (けにろん)[投票]
★5普段は抑え気味であるロメールの色彩設計能力の高さが如実に分かる一作。白・青・ピンクなどを基調とした部屋の内装に、原色の花・衣服・本の背表紙・調度品といったアクセントが映えまくる。また、灯りをつけながら部屋を移動していく場面や窓・鏡の配置など奥行きの出し方にも余念がない。更に、ピアノを弾く場面における予感に満ちたトラックバック。そして極めつけはこの「交響的練習曲」の使い方!参りました。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4原題より邦題の方がセンスのいい稀有な例? [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★4まったく静かな池の波面が瞬発的に高まり、荒れ狂うそれぞれの会話の妙。周りは明るい色調の淡い春。これぞドラマだ、と思う。だからこそ、波間は最後には元あったように静かに収まってゆく。その演出力はぴか一。 (セント)[投票(2)]
★4 恐怖感さえ、覚えるキスシーンだった。 [review] (よちゃく)[投票]
★4みんな一人一人がそれぞれの人生哲学を持っている。だからジャンヌもナターシャも、もちろんエーヴもその生き方でいいのさ。[Video] (Yasu)[投票]
★5草や花が誕生する春は、一番生命の美しさを堪能出来る季節。エリック監督はそんな素朴で身近に幸せを感じられる事を教えてくれているみたい。映像の美しさに便乗して、演出も日差を受ける温かさを感じた。ピアノの音色も良い効果を齎せてる。春っていいなぁ。 (かっきー)[投票]
★4箱庭の様な春に配置される大人と子供、たどたどしい歩みが微笑ましい。 (天河屋)[投票(1)]
★3哲学は得意でも料理は苦手なのかなぁ、と思わせる場面には(当時慣れない一人暮らしで悪戦苦闘していたこともあり)親しみを感じた。と言うよりも、この映画を思い真っ先に頭に浮かぶのはあのトマトだったりする…。 (tredair)[投票(1)]
★3他愛のない物語だが、映画における言葉のポジションの重要性を認識させられた。ロメールの個性を証している。 [review] (アルシュ)[投票(1)]
★4個人的に最もリアルでドキドキするキスシーンでした。 (kaki)[投票]
★5まだ肌寒いけれど,花の香りが匂ってくるような静かな春。 [review] (ワトニイ)[投票]
★4三秒で答えられる質問にも大マジメな教科書哲学を行使するフランス人。(まあ、それが哲学というものに違いない)彼らに日本産の羞恥心があればロメール映画は成り立たないね! (ミイ)[投票]
★33人の女性と1人の男性の物語.エーブの花柄ワンピースに春を感じた. (Passing Pleasures)[投票]
★4主人公の気持ち、なんか共感です。哲学勉強したくなりました。でもネックレスのエピソードはいまいち。 (mau2001)[投票]