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[コメント] 警察日記(1955/日)
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★3民謡「会津磐梯山」を劇伴にするクレジット。山と湖の景色。湖は猪苗代湖か。山間の道の俯瞰。バスがフレームインする。バスに花嫁と親族が乗る。バスと花嫁というと、清水宏の『暁の合唱』を想い起こす。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4森繁一人が主人公という事ではなくて、警察署員それぞれが日々の事件に向き合うオムニバス的構成なのが佳い。本当に極悪な人間が居ないのは、欲得より深い基盤に敗戦後の倫理観があるから。☆4.5点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4人情味あふれる警察官。物陰に隠れてネズミ取りする人たちと、同じ人種と思えんがな。 [review] (G31)[投票(1)]
★5時代を反映したエピソードたちを上手くまとめあげた脚本がいい。ラストの東野の「万歳ー!」は貧しさに負けるなという応援のように聞こえた。更に手慣れた演出、そして特筆すべきは撮影、照明が素晴らしい―ススキ野のシーン他。まさにこれ、映画の教科書と言える。 (KEI)[投票]
★3昔の警察署はこんな人情味があったんだね・・・。若い頃の三国連太郎は当たり前だけど・・・佐藤浩市にそっくりでした。 (RED DANCER)[投票]
★4複数の話を散漫にさせずにまとめるのが抜群にうまい。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★3自分が生まれるたった5年前に作られた映画だというのに、この終戦直後の空気感の出し方(それと貧乏表現の筋金入りさ加減)に思わず唸る。森繁が居るオカゲでなんとも救われた作品。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★5目を背けたくなる貧しさを、ユーモアと愛情をもって真正面から見据えた傑作。実に芸達者な俳優を脇役までそろえているが、これら大人を遥かに凌駕する二木てるみ。4歳にして完璧な演技。 (ジェリー)[投票(1)]
★4空襲警報や身売りやら、いつの話かと思ったら自衛隊があるのだから敗戦から10年近く経った昭和30年頃の話。日本はなんと貧しかったのか。ユーモアたっふりに群像を描いてみごとな井手俊郎脚本が、同時に真心だけでは解決できない問題まであぶりだす。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4これだけ濃密な時間が味わえる映画もそう無いのでは。2時間の中できちんとした時間の流れを感じさせてくれる。 [review] (リーダー)[投票]
★4こんな人情味にあふれた警察署はもう日本のどこを探してもないでしょうね。リストに挙がっていない十朱久雄(幸代とあるのは誤り),織田政雄伊藤雄之助東野英治郎岩崎加根子多々良純千石規子。みんな名演です。 (熱田海之)[投票]
★5俗物に見える署長にも一抹の情けはある。偉そうにふんぞり返っている役人も小市民の顔を持つ。努力が実るときもあれば、そう上手くいかないときもある。人間とはこういうものだ。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票]
★5戦後日活初期を代表する社会派人情喜劇にして松竹大船の『本日休診』(渋谷実)と並ぶ和製群像劇の傑作。森繁がまだ森繁然としておらず爽やかな印象を残す。子役二木てるみが抜群に巧い。 [review] (町田)[投票(1)]
★3田舎の警察は軽犯罪のオンパレード。何とものどかな職場風景。犯罪の理由の殆んどが貧困。そんな時代。三國連太郎って方言が本当に様になる役者だな。もみじがほんのりと切なかった。 (マッツァ)[投票(1)]
★4署長オモロ過ぎ。愚直なまでの意地の張り方がほとんど子供。お山の大将と呼びたい。 [review] (くたー)[投票]
★3おもしろいエピソードがいろいろあって楽しかったです。 (kenichi)[投票]