★5 | 君が走るから僕も走る。君が僕のために走ってくれたように、僕も君のために走るよ。 [review] (週一本) | [投票(1)] |
★4 | 大きな造作の顔に長い手足がくっついた痩身のアラナ・ハイムはマリオネット人形のようで、ずんぐり体形で短めの首の上に丸顔をのせたクーパー・ホフマンは着ぐるみみたいだ。嫌味なき非美形キャラが実景のなかで現実の恋情をほどよく茶化してコント化する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | アラナ・ハイムの表情筋は馬面にしては特異な挙動をする。上下に平面的に伸びるのではなく前後立体的に起伏する。葉っぱで田中裕子状に歪むと陥没が求心となりオムニバスドラマを統べる。時代劇の必然性を担保する最後の社会小説を傷心者の連帯につなげる。 (disjunctive) | [投票] |
★4 | ガス欠トラックのシークェンスが途轍もなく面白い。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 恋する若者は走る。怠惰なオレの代わりに若者が走ってくれてんだ、人生の断面を生きてみせてんだ、と思うと泣いちゃうんだよな。 [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★5 | 無軌道な出たとこ勝負な宴の時代は終わり足るを知るとこから新たな何かが始まる。PTAが達した思いは夜の静寂の長い下り坂の逆進行に凝縮する。70年代業界の多彩な人物群像は新たな「ワンス・アポン・ア・タイム」めいて豊穣で際立つ役者たちの目力。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | PTAの『初体験 リッジモンド・ハイ』。この映画自体がピンボールみたいだ。
[review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | PTAの描く世の中の不条理と、一風変わった連中の日常を切り取ってはいるが、自信家のゲイリーと人生にくすぶっているアラナが、正統派青春恋物語をグイグイひっぱっていく。 [review] (jollyjoker) | [投票(5)] |
★4 | オープニング、二人の出会いのシーン。高校の写真撮影の列。ショートパンツの女性の後ろ姿、アラナ・ハイムの歩く姿がいい。クシと鏡。クーパー・ホフマン−ゲイリーが話しかける。同じフレーズを二度云うクセ。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★3 | お気に入りPTAの新作だ。何と4,50年前の時代にムーブした青春グラフィティ。わんさか出て来る当時の、時代及び業界俳優ネタとベタに徹したPTAの才能にほほえまされるも、やはりアメリカ風土に順応していない吾輩の乗り遅れは最後まで続く、、。 [review] (セント) | [投票] |