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[コメント] 哀しみのトリスターナ(1970/仏=伊=スペイン)
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★4自由の幻想。自由は幻想。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★42転3転する力関係の力学的帰結にブニュエルが興味ある訳なく因果応報の無限地獄の提示こそが旨なのだ。濡れた古都トレノの佇まいが叙情的で、ヒッチ垂涎のブロンド美女の「ああ…脚が…」といったサディスティックフェチはその背景でこそ際立つ。 (けにろん)[投票]
★4前作『銀河』のラストシーンを本作は引き継いでいるのであり、盲いた巡礼者たちの覚束ぬ歩行が、冒頭、サッカーで敵を引っかける聾唖者の脚に重ねられる。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3人体を機械のように壊すことの得意なブニュエルがまたやってくれた。損壊描写は無論目的ではなく、損壊のシーンを目の当たりにするときに観客の感じる幻想痛覚の偽善性の暴露にブニュエルの目的がある。良心に裏打ちされた露悪主義こそ彼の本領で、簡素で骨太な展開はこのために選択されている。 (ジェリー)[投票]
★3カトリーヌ・ドヌーヴは配役ミスかも。映像は美しい。 (赤い戦車)[投票]
★4岩壁のように頑迷な人間性も状況によって如何様にも変容する。現実に訪れる悪夢は昨夜の悪夢を駆逐する。そう、全くその通りだ。「ラマンチャ」「純真」「好々爺」「悪女」、ステロタイプをそう感じさせない「役者力」のぶつかり合いもまた見物。今更なんでもないはずの時計台階段の「脚チラ」シーンもとても強烈。 (町田)[投票]
★3これってファーザーファッカーの華麗なる復讐劇?それなら結構痛快だった。ってそういう事じゃないのか…。 [review] (埴猪口)[投票]
★4哀しみをあじわったのは、ドン・ロペとホラシオなのにと思った。 [review] (ゴメズ)[投票(2)]
★4カトリーヌ・ドヌーブが、前半と後半ではまるで別人。「気をつけなさい あんたの中には悪魔がいる」という司祭の言葉がこの映画の全てを語っているようだった。人間の二面性を描かせると、ブニュエルは最高に巧い。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★5頭では理解出来ているのに感情が抑えきれない。きっと彼女の中にはもう一人の自分が存在している。そう考えると、自分の事を自分で語るのは一番当てにならないのかも知れない。思ってはいけない事を想像して観賞すると、彼女はとても綺麗で恐く見えた。 (かっきー)[投票]
★3あまりにも救いが無さ過ぎる映画ってヤダ。 (りかちゅ)[投票]
★5ドヌーブの悪魔的な美しさ、卑しさ、、、。全体として、人間拒否の感覚がありましたね。開放とは全く逆な、自虐的な。そこがすごかったし、ブニュエルの世界なんでしょうね。 (セント)[投票(4)]
★5凍りつくようなドヌーブの美しさは、観る側のマゾっ気をいたぶりまくってくれます。フェチ&マゾにはたまらんのだよ (まご)[投票]
★4バルコニーのシーンが衝撃的で忘れられません。脚フェチブニュエルがこれをやる意味はやっぱり重い。 (mal)[投票(1)]
★4淫乱と貞潔の間をさまよう何考えてるのかよく分からない美女、という役が多いですね若い頃のドヌーブ (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(1)]
★5 もしかして、これは、裏『マイ・フェア・レディ』なのかも。「トリスターナ」は「悲しい」っていう意味だから(男だと「トリスタン」)邦題はこれでいいと思います。 (にくじゃが)[投票(1)]
★4ドヌーヴが馬面じゃなくて小顔で若々しくてもっとピュアな雰囲気だったら、もっとはまれたと思う。いくらなんでもあの三つ編みは違う。養女になんかならなくても、あの年ならもう立派に生きていける。 (tredair)[投票(2)]
★2もっと深みがほしかった。トリスターナの心理描写も甘い気がしたし。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★4可哀相で怖そう。女に恨みでも? (ボイス母)[投票]
★4ドヌーヴの美貌の向こうに怖さと悲しさを見る。 (丹下左膳)[投票]
★3カトリーヌ・ドヌーブは綺麗だったけどまた見たいかと言うとNO。 (ユージ)[投票]
★4この独特の間のとり方がいい。最後の方はちょっと散漫だけど,終わり方の余韻が何とも言えない。 [review] (ワトニイ)[投票]