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[コメント] 雲ながるる果てに(1953/日)
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★4特攻隊員の出撃前の本音に辿る2,3日のできごと。でもそれは重く懊悩地獄。美談で逃げごまかしていたこの手の映画では、かなり異色の作品ですが、上層部への作り手側の敵意がむき出しなのは賛否あるところ。とはいえ、特攻は死刑と何ら変わらない絶望だと自覚す。 (セント)[投票]
★4家城はテーマは良いが、下手だ。今回も山岡のアップは見苦しいし、秋田中尉の死の状況もよく掴めない。上官の描き方も甘い。歌の多用‘同期の桜’‘ズンドコ節’は良。考えが違うという「きけ、わだつみの声」も気になる(未観だ)が、本作は本作でいいと思う。 (KEI)[投票]
★4特攻映画の肝はその前夜の無礼講などんちゃん騒ぎにある、という物語手法を編み出した点だけでも本作は名作だ。高原駿雄朝霧鏡子が忘れ難い。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4実際に戦争を知っている人間だけが作れる作品とも言える。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3上層部の描き方が薄っぺらい。作り手の被害者意識が強すぎたか。 (黒魔羅)[投票]
★4特攻隊員を演じる役者達が佳く、等身大の隊員達を感じる事が出来た。予想を遙かに上回る佳作。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★2画面画面は美しかったり印象的だったりするのだが、繋ぎがどうも不安体。アップ、ズーミング、パンニングの多用も煩い(しかも下手糞)。鶴田と木村の対比も弱いし、二人や山岡、高原・金子らのカラ元気がカラ元気にしか見えないのも痛い。テーマに寄り縋っただけのなんてことない映画と思う。 (町田)[投票]
★3画面を眺めるにつけ、真っ直ぐに国を思って死んでいった若者たちの真剣さが胸に迫る。と同時に、そんな若者たちを消耗品のコマとしか考えていない上層部の腐敗をも直視せずにはおられない。この図式はいつでもこの国に存在したものだ。 (水那岐)[投票]
★3もう50年前の作品である。だが、たった58年前の出来事である。(僕らの言葉は軽いのか?だけど喋らなきゃいけない権利と自由とそして義務) [review] (sawa:38)[投票(1)]