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ペンクロフさんのコメント: 投票数順

★3ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌(1992/香港)銃撃戦はド派手だが、どこまでも散漫。香港で天下を獲った後、アメリカ進出の直前というジョン・ウーにとってエアポケットのような時期の作品なのだと思う。 [review][投票]
★3劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020/日)ヴァイオレットちゃん・エバー本編 [review][投票]
★3狂武蔵(2020/日)カルト集団にしか達成できない異形の長回し77分間、無二の体験。味が美味いとか不味いとか、もはやそういう問題ではない。ちなみに決して美味くはない。TAK∴先生を見ていると、チャールズ・マンソンってこんな感じだったのかなと思う。[投票]
★3レゴバットマン ザ・ムービー(2017/米)元ネタへの愛情も敬意もあって立派だが、この果てしなき狂躁、ついてゆけぬものも感じる。大富豪に満面の笑みで「家族って大切だよなあ!」と肩を叩かれたような気分。まあお前はそうかもしれんけどさ…[投票]
★3囚われた国家(2019/米)侵略から9年でこの国がどうなってしまったのか、明白に示されるスタジアムの一連の場面が出色。異物による支配に屈してもなお日常を取り繕って、ブラスバンドに鼓笛隊で空虚なアメリカ万歳やってるのが心胆寒からしめる。渋い『V』。 [review][投票]
★3蒲田行進曲(1982/日)エネルギーあふれる暑苦しい連中に愛憎相半ばしつつ。清川虹子は人の心を見抜くサトリのババア。[投票]
★3ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018/フィンランド=ノルウェー)吐瀉物の出てくる映画はだいたい面白い。期待通りのコメディなんだけど、ストロングスタイルの青春映画でもある。国境越えのくだりなど、予算の限界を隠さず誤魔化さず、なお面白く。その誠実さがクライマックスを支え、我々の胸を打つ。[投票]
★3イップ・マン外伝 マスターZ(2018/香港)マックス・チャン本人はマジモンの武術家だが、銀幕でガタイがショボく見えるのは問題だ。体幹も弱そう。これは主役を張ってはじめて問われるフォトジェニック問題で、申し訳ないが強そうに見えない。トニー・ジャー戦の消化不良は残念。[投票]
★3イップ・マン 完結(2019/中国=香港)前作で小学生だった次男がもう反抗期か… もはや「北の国から」感覚でイップ師匠の人生を追体験。 [review][投票]
★3劇場版 響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜(2019/日)部活動の地獄を描くテレビシリーズの続き。若人が心血注ぐように仕向けられる成り行きの理不尽さには気が遠くなる。 [review][投票]
★5淪落の人(2018/香港)本当に素晴らしい宝物のような映画で、いい映画すぎてもう何も言いたくない。皆さんどうか、どうか観てください。レビューは余談。 [review][投票]
★3映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019/日)評判になったのも判る佳作。ナレーションもいい。ただオレは心の汚い人間なので、どうしてもキャラクタービジネス修羅の道を意識してしまう。[投票]
★3コンスタンティン(2005/米)ロンギヌスの槍を拾って超人的な能力を手に入れたメキシコ人が徒歩とドライブでLAを目指すロードムービー。イキフンは悪くないものの、脚本がその場しのぎの連続でまともに機能していない。これでは役者陣の好演も虚しい。[投票]
★4綴方教室(1938/日)同級生のジャガイモ的女児の皆さんの中、スラリと立つ若竹のような高峰秀子。その目に宿るは知性の輝き。モノが違う。先生の気持ちがよく判る。[投票]
★2青春残酷物語(1960/日)これはホントにクソしょうもない。世の中に欲望を叩きつけるとかなんとか、おヘソが茶を沸かします。[投票]
★3裸の島(1960/日)10代の頃は、この映画の急な坂と過酷な労働と無言のハッタリにねじ伏せられていた。しかしこの一家はまるで働きアリだ。昆虫だ。気に入らねえ。あと同じ音楽を流しすぎだ。それしかないんか…[投票]
★1赤軍派 PFLP 世界戦争宣言(1971/日)重信房子にコロコロ転がされてクソみっともねえ、若松も足立もクソクソ野郎オブクソだよ。そもそもこれパレスチナで撮ってねえからな。[投票]
★3不良少年(1961/日)ネリカンから少年院への流れは「あしたのジョー」に繋がる。ゲリラロケの銀座や浅草は歴史的な記録だ。本物の不良少年を平気で映画に出す作り方は21世紀の小林勇貴監督と同じで驚かされる。ただ音声の同録ができてないのは苦しかった。[投票]
★4ニア・ダーク 月夜の出来事(1987/米)30年ぶりに観直しても吸血鬼、太陽光、人体発火などの描写がキレッキレで美しく、どう考えてもメチャクチャ才能ある監督の作品。売れない役者たちがド田舎を行ったり来たりしてるだけなのに。[投票]
★0ぼくのエリ 200歳の少女(2008/スウェーデン)オレには凡庸な映画に見えてあんまり気に入らない作品なのだが、日本の映倫が配給会社に入れさせたボカシが致命的すぎる。ここまで意味もなくズタズタに傷つけられた映画を、いいだの悪いだの言っても仕方がない気がする。[投票]