ペンクロフさんのコメント: 投票数順
るろうに剣心 伝説の最期編(2014/日) | シリーズ総じて空虚な印象。時折目を見張るアクションやカメラワークがあるものの、生きたキャラクターが存在しないせいで「この人はこういう思想だからこういう闘いかたをする」といった描き分けが弱く、体を張った役者には申し訳ないが退屈してしまう。 | [投票(1)] | |
櫻の園(1990/日) | その日誰かが「櫻の園」中止になんねーかな、と思っていた [review] | [投票(1)] | |
テッド(2012/米) | 楽しいんだけど「テディベア」という存在が自分には全然ピンとこないので、この映画に通底する「おかしみ」を本当には理解できていないのだという苛立ちはある。ギャグの翻訳以上に、登場人物との大きな文化的隔たりを感じる部分だ。 | [投票(1)] | |
男たちの大和 YAMATO(2005/日) | 往時の人物らに多分に現代っ子メンタリティが見受けられるのは、「現代的解釈」といったものとは大きく異なるだろう。単に現代っ子たちが作り演じる学芸会だ。感情移入のために時代精神を曲げまでして、なお感情移入できないのだから困る。 | [投票(1)] | |
ポリス・ストーリー レジェンド(2013/香港=中国) | 人情羅生門。タイ人とのケージマッチが単なるアクションの見せ場ではなく、登場人物たちの感情を揺さぶりドラマを推進させる仕掛けになっておりジャッキーらしい。あと、娘のチョロいグレっぷりも実にジャッキーらしい。 | [投票(1)] | |
チャッピー(2015/米=メキシコ=南アフリカ) | 神経ヘルメットを誰が使うか判る場面には胸を打たれる。穴ぼこだらけでも、一点の真実を宿しているために見限れない映画だ。ニンジャとヨ=ランディ夫婦の好演に比べ、ヒュー・ジャックマンとシガーニー・ウィーバーはなんだ。バイトか。 | [投票(1)] | |
百日紅 〜Miss HOKUSAI〜(2015/日) | 生と死、異界との境が曖昧で、性や倫理に自由な江戸は魅力的。できればテレビシリーズで毎週観たかったが、さすがに贅沢か。だけど、エレキギターのジャーンって音には最後まで違和感ありました。 | [投票(1)] | |
バトルシップ(2012/米) | 艦隊が全滅した時に70年前の戦艦ミズーリがとか、軍事ネットがサイロンに侵略された時に完全スタンドアローンの老朽艦ギャラクティカがとか、全てのシズマドライブが停止した時に原子力のジャイアントロボがとか、このパターン多いけど好き。源流は何でしょうね。 | [投票(1)] | |
猿の惑星:新世紀 ライジング(2014/米) | 「星を継ぐもの」としての覚悟を決め重圧を背負うシーザーは、人類史にも例を見ぬ英雄である。描かれるのが局地戦であっても、映画は神話の荘厳を失わない。現象ではなく「意味」が胸を撃つ、旧シリーズに恥じぬ出来映えだ。 | [投票(1)] | |
ジャッキー・ブラウン(1997/米) | 愛はまなざしで表現され、ファックはアホ行為として描かれる。これは実にしっくりくる。クライマックスのモールの場面なんかたいへんな面白さだけど、そこまでがいささか長い。味なんだろうけど。 | [投票(1)] | |
トワイライト 初恋(2008/米) | ソノラマ文庫みたいなムチャなお話だが、イーヤこれこそがやりたいんだというコスプレの喜びに満ちている。多少の穴には目をつぶってあげたくなる。 | [投票(1)] | |
ノストラダムスの大予言 Catastrophe−1999(1974/日) | メシの席でさんざん破滅的終末的なことを喋って食欲を失わせた挙句、娘とその彼氏に「ところで2人はもう…済んだかな?」とエロオヤジ発言をかます丹波哲郎。こんなオトンいやだ。 | [投票(1)] | |
ペーパー・チェイス(1973/米) | 勉強、勉強、また勉強で大変なことだ。しかしせっかく序盤で「女を作ると時間を取られる」と女を勉強の敵と定義していたのに、教授の娘と恋仲になって勉強もうまくいくなんて虫がよすぎる。どちらかは諦めていただきたい。 | [投票(1)] | |
トラック野郎・天下御免(1976/日) | 桃次郎が惚れる由美かおるより薄幸の松原智恵子の方が遥かに美しい。その美しさが「こんな映画」で浪費されていることに興奮する。 | [投票(1)] | |
鬼龍院花子の生涯(1981/日) | なんだかケレンとハッタリ(それさえうまくいってるとは思わぬが)だけで押し切るスカスカ映画にしか見えない。五社映画は、仲代やら緒形やら顔が怖くて声がでかいだけの粗暴な男たちに女たちが虐げられてる姿が一番興奮するんやと言わんばかり。やめてけれゲバゲバ。 | [投票(1)] | |
狩人の夜(1955/米) | ジャンルの枠に収まらぬ不思議な映画。地平線の彼方に現れる黒い影は、悪い夢の如き強烈な印象を残す。ゲロ以下の匂いがプンプンするロバート・ミッチャムも見事だが、凛としたババアリリアン・ギッシュは本当に素晴らしい。 | [投票(1)] | |
思い出のマーニー(2014/日) | 不可解の山、いかにも杜撰。所詮これはどこまでもアレンジャーの仕事だが、肝心のアレンジが拙劣なのだ。お前は何が言いたいんだコラとしか思えぬ。 | [投票(1)] | |
リベンジ・マッチ(2013/米) | 老いぼれボクサー2人が、UFCの会場で宣伝する場面が非常に興味深い。 [review] | [投票(1)] | |
ホビット 竜に奪われた王国(2013/米=ニュージーランド) | 正しく「指輪」のボーナストラック [review] | [投票(1)] | |
ヒットマンズ・レクイエム(2008/英=米) | おもしろうてやがて悲しき殺し屋稼業。電話の声の時点でもう面白いレイフ・ファインズをはじめ、人物が端役に至るまでみな面白く、脚本は工夫に満ちている。 | [投票(1)] |